画面サイズからCall-To-Actionを考える。
ディスプレイ解像度ってタグ型のツールだと取得できます。「1280×1024」とかですね。
これを普段利用しようとするとなかなか難しいのですが、1つのランディングページでの考慮として使う方法があります。
ということでその方法をご紹介。
LPOに活用する
ランディングページを最適化していくにあたって、 Call-To-Action というのが大事になってきます。
このは Call-To-Action とは日本語にしにくいのですが、「次の行動を起こすための引き金」となるリンクやボタンを指していますつまり、次のページに進んでいただくためのキーになる部分です。
ブラウザで画面を表示した際に、この Call-To-Action がスクロールしないと見えないところにあると、やはり直帰率が高くなってしまう可能性もあります。
そこで、この解析ツールで集計されているディスプレイ解像度の結果を利用して、訪問者の8割~9割を見た際に最も低い解像度で表示した際でも Call-To-Action がファーストビューに入ってくるようにしておきます。
不思議なものでこれだけでも結構CTR(クリックスルー率)が上がったりします。
ちなみに下記がこのサイトの先月のデータです。これを見ると全体の上位8割の中では「1024 x 768」が最も縦の解像度が低いため、このサイズに合わせると良いだろうということになります。
# | Monitor Resolutions | Site Share | Total |
1 | 1280 x 1024 | 32.5% | 32.5% |
2 | 1024 x 768 | 24.6% | 57.1% |
3 | 1280 x 800 | 11.9% | 69.0% |
4 | 1600 x 1050 | 6.9% | 75.9% |
5 | 1400 x 864 | 5.5% | 81.4% |
まとめ
ということで簡単ながら「画面解像度の情報って普段使わないようねぇ」ということろからの活用方法をお届けしました。
このような数値は直近ですぐに変化があるというものでもないので、4半期に1度くらい見直す感じで、普段はヘッダから何ピクセル以下にならないようにというのだけ決めておけばよいと思います。
#余談ですが、 Call-To-Action がしっくりくる日本語に出来ないなぁと。何か良い単語があればご連絡くださいまし。
こもりや
あんけいさん
こんにちは。
「次の行動を起こすための引き金」をファーストビューに含めた方が、
CTRが高まるということ。やっぱりそうなんですね。
今、ファーストビューにこだわる必要ってあるの?という疑問がグループ内で
ワイワイ、ガヤガヤ議論をしていたんです。
たいていのヒトはページスクロールするのではないか?というふうに思っているんですが、
いかがですか?
kuroyagi
>Call-To-Action がしっくりくる日本語に出来ないなぁと。
行動喚起、ないしアクションの喚起、といったあたりでは。
あんけい
こもりやさん
いつもどもです。通常のサイト内のページ遷移途中でのページであったり、きちんとサイトに目的をもってきているユーザーであれば、下までスクロールすると思います。
ただ、そうではない、ランディングページで直帰をしてしまっているユーザーにとってはファーストビューにCall-To-Actionが含まれていること、そして、検索したキーワードが載っていることはかなり重要だったりします。
ブラウジングの際は、文章も数割しか読んでないというものもありますしね。ファーストビューってかなり重要だと思いますよ。
あんけい
kuroyagiさん
コメントありがとうございます。Twitter上でも衰弱堂さんに「行動喚起」というのを同じく頂いていました。やはりそこに落ち着きそうですね。ただ、個人的にはなんかしっくりこないのです。。USではその理由であったり、リンク・ボタンであったり両方を示すからでしょうかね。
こもりや
なるほど~。
サイトに目的を持ってきてくれるユーザかぁ。
プロモーションで集めるユーザはどうなのかなぁ~(つぶやき)。
とにかく、ファーストビューもう一度見直してみます。
ありがとうございました!
あんけい
こもりやさん
答えになるかはわかりませんが、このブログでどのくらいの方が下まで読んでいるいるか計測した結果を http://an-k.jp/blog/archives/522 に書いたので是非。