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Coke + iTunesの仕組みを探る。

2007/07/29

なんとなくCoke + iTunesのキャンペーンの仕組みづくりに改めて良く出来ているなぁと感じたのでちょっとその辺りに触れてみたいと思います。

リアルからの誘導

ネットに誘導することは、企業にとっては「アプローチを確立するための顧客認知」をするための場でもあります。そういった中でリアルからネットに誘導することは1つのポイントであり、最も難しい部分でもあります。

今回、このキャンペーンでは購入した製品についているシールの番号をネットで照会することでプレゼントが抽選で当たるというキャンペーンになっています。以前から飲料業界では行われていた手法ではありますが、改めてこのリアルからの誘導はうまいですね。

メールアドレスの確実な獲得

最初に書いたとおり、企業がキャンペーンを行う大きな理由に「アプローチの確立」があります。そうした中で、メールアドレスを獲得することは非常に重要です。

今回のキャンペーンでは、メールを一度送り、そこから登録の続きを行うというパターンにすることによって間違いのないアドレスを取得しています。

こういった部分、ただ入力させるよりもコストがかかってしまうものの、確実なアドレスを取得するためには重要なポイントだと思います。

属性情報の取得

キャンペーンに参加していたのはどのようなセグメントか?という部分はキャンペーンの成功を判断するうえでも、今後のアプローチを確立するうえでも、非常に重要な情報となります。

今回、このキャンペーンでは「メールアドレス」「携帯メールアドレス(任意)」「性別」「生年月日」「都道府県」を取得しています。多からず、少なからずの項目で、キャンペーンの参加の邪魔もあまりないと思います。また、年齢ではなく「生年月日」を取得することで、年齢を再計算しています。こうすることで長期的利用もしやすくなります。

070729001.png

個人の参加度合いも見える

今回は、最初の抽選でハズレても、ポイントを貯めることによって別のプレゼントへ応募することが出来ます。実際に分析を行っているかどうかはわかりませんが、このポイント状況を分析することで、キャンペーンに意欲的だったセグメントを抽出することが出来ます。

もし、自分がこのキャンペーンの担当であれば、意欲的だったセグメントに対しては別のアプローチを仕掛けていきます。一時的であれ、自社ブランドに非常に興味を高くもったというセグメントはアプローチに対して動きやすいセグメントでもあるからです。

まとめ

ざっと見ていきましたが非常に良く出来たキャンペーンだなぁと改めて思いました。非常に細かい部分まで気を使った作りこみがされているように感じます。

これはやっているかどうか判らないのですが、製品についている番号は販売地域やチャネルなどがわかるようになっているのですかね?そうしたらセグメントと販売地域も結びつけることが出来ますね。そうなら尚更すごい。

iTunesとの連携も良かったですね。Apple側はこれで新規iTunes利用者も増やすことが出来ます。こうすることでCoke側はプレゼントの配送費用なども含めてプレゼントにかかる費用を大分抑えられていると思います。

個人的にはブログパーツなどで、自分の貯めているポイントを確認できるようにしても面白かったのになぁと思うしだいです。これは他のエントリーでも書いているアンカーの部分ですね。

ともあれ、こういったうまいキャンペーンを行っていただくと気持ちよく参加したくなりますね。自分だけですかね。





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