サイトを大きな視点で見ること
サイトの運営を行っていくうえで、何でもミクロに見ていては、時間も、体力もついていかなくなってしまいます。また、サイトの全体像もなんだか見えてこないわけです。
Web解析ツールは、現状利用されているもののほとんどが、訪問者の動線(パス)を見ることが出来ます。「このページから次のページはどこかなのか?」「このページはどこから来ているのか?」などは簡単に見ることが出来るようになりました。
しかし、いきなりページ単位の分析をしても細かすぎて全体像がつかめないわけです。
スーパーマーケットで動線分析をするのに、このトマトを見た人は、次にこのトマトを見て…と分析してしまっているようなものでしょうか。
何かを分析する場合でもそうですが、大きな視点から少しずつ小さな視点へ落としていくことは非常に重要と言えます。スーパーで動線分析をするのも、まずは野菜コーナーを見て、その後、肉のコーナーを見る人が多くて…という見方をしていくと思います。
サイトを分析する時も同じで、まずは、サイトの大きなセクションの中で、どのようにサイト遷移をしているのかを知るわけです。その中で、少し細かい視点に落としていく、最後にページ単位で見ていくわけです。
ディレクトリ単位だったり、サイトのヘッダーにあるグローバルナビゲーションだったりの単位でまずは、サイト全体をマクロに分析していくとよりサイトが見やすくなりますよ。