Home » Book Review, General

書評:世にも美しい数学入門

2007/06/06

数学の世界では「6」は完全数と言われているそうです。完全数とは約数を全部足すと自分自身になる数字のこと。

1桁では「6」だけ、2桁だと「28」だけとそれ程多いものではないらしい。また、完全数は連続した自然数の和で表すこともできる。「6」の場合は1+2+3、「28」の場合は1+2+3+4+5+6+7となる。

円周率を表す「π(パイ)」は、円周率以外でも現れることが確認されているそうです。「ビュッフォンの針の問題」というもので、同じ間隔で平行する直線を何本も引いて、その直線の間隔の半分の長さの針を平行する線に投げ入れると、投げ入れた針が平行線に交わる確率は1/πになる。

世にも美しい数学入門

この「世にも美しい数学入門」はそんな不思議な数学の世界を、数学者藤原正彦氏と「博士の愛した数式」を書かれた小川洋子氏との対談で進んでいく。今まで1、2、3といった数字はそれぞれただの記号でしか考えていなかったものが、この本を通してそれぞれ違う重みをもった美しいものに感じることができるようになってくる。

もし、自分に子供が出来たら、数学をこうやって教えたい。そう考えが起きるくらい、数字に対する見方ががらっと変わってしまう非常に面白く、美しい本です。

テクノラティプロフィール





Comments are closed.