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JND以下で考えるユーザビリティ

14 8月 2007 No Comment

ある日突然マウスのクリックの左と右が入れ替わったらどうでしょうか?多分ほとんどの方は最初数回は間違えてクリックしてしまうのでないでしょうか。

ユーザーインターフェースを考えていく上で、サイトのリピート性の箇所を変更する場合は、そういった慣れへの配慮をしておく必要があります。

慣れへの対応

ECサイトなどの場合は、リピート利用をしていただくことが多くなります。そういった箇所を変更する際、ロイヤリティの高いリピートユーザーへの配慮があります。

そのサイトが使いにくいかどうかは別にして、ロイヤリティの高いユーザーはそのユーザーインターフェースに慣れてしまっています。

よって、インターフェースがガラッと変わってしまうとミスを引き起こしやくすなり、サイトとしてはユーザビリティを向上させたつもりでも、「改悪」だなどと悪いイメージを持ってしまう可能性も出てきてしまいます。

こういった際にJNDを考慮してユーザーインターフェースを修正していくと良いと思っています。JNDとはJust Noticeable Differenceのことで、人が違いを認識するか・しないかの境目を指しています。(JNDとは

例えば元々左上にあった「決定」ボタンをいきなり画面の右下に移動してしまったら混乱をしてしまう可能性があります。こういった際はまず両方の位置に置いていくなどをしてきます。その後、段階的に場所をシフトしていくと良いと思います。

訪問期間と修正タイミング

段階的に修正を行っていくにあたって、修正を行っていくタイミングも重要です。長からず、短からずです。これはサイトの平均訪問回数などを参考にしておくと良いと思います。

ロイヤリティの高いユーザーが数値上特定できるのであれば、それらのユーザーの平均訪問回数で求めていくのが良いと思います。

だいたい3回程度の訪問を目処に段階的に修正を行っていくことで、混乱を避けながら行っていくことが出来ると思います。

まとめ

今回の話は決して「JNDをきちんと測定して対応をした方が良い。」という話ではありません。

ある程度、そういったロイヤリティが高いであろうリピートユーザーへ配慮をしながら少しずつ修正をおこなっていった方が混乱が起きにくいということです。

逆にユーザビリティの根幹に関わらない部分や見せ方についてはJND以上の変化をつけた方が「対応しました感」が出て良い場合もあります。

良くも悪くもユーザーは学習します。悪いユーザーインターフェースだったとしてもです。

どこがユーザーインターフェースのクリティカルポイントであり、それを変更することで、ユーザーにどう変化があるか。そういった部分を考えながらユーザーインターフェースの設計をすることが良いユーザビリティを生む第一歩だと思います。

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