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[23 7月 2007 | 目的を達成するツールでしかないこと はコメントを受け付けていません。 | ]

サイトを提供する側に立つと、企業側の論理といったようなものでサイト構築がされていく場合があります。もちろん、企業も売上をあげないと組織としてなりたたなくなってきてしまうので、有る程度はそういった「企業側の論理」を仕込む必要もあるわけです。
ただ、重要なことは
「ユーザーにとってWEBサイトは目的を達成するツールでしかないこと。」
です。
これはユーザーインターフェースを設計することでも同じなのですが「そのサイトをユーザーが使う目的をきちんと定義し、その為のツールを提供すること。」これが非常に重要です。
その定義があって初めて、それに合わせた「早さ」や「快適性」「情報」などの設計が必要になるのです。
このことはサイトを作り始めてしまうと見失いがちですが、マーケティング、UI設計など全てに関わってくることですので、是非これを再度見直してみてください。

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[18 7月 2007 | プラスとマイナスのユーザビリティ はコメントを受け付けていません。 | ]

まぁ、自分が式をあげたホテルもこのグループなのであまり悪いことは書けませんが、ちょっと気になったので…
【IT Japan 2007】「デザインに凝ったウェブサイトほど予約率は低かった」,星野リゾート社長が講演:ITpro
「ほしのや」の予約システムはFLASHで作られていますが、非常に質が悪い。これはずいぶん昔からなのですが、RIAの利点がまるっきり生かされていない、だったらHTMLで作った方がよっぽどユーザビリティがあがるというシステムです。残念ながら。。
ところが、上記のような講演が載っていたので、これは?!と思いアクセスしてみると相変わらずのまま…
プラスとマイナスのユーザビリティ
以前、RIAの評価の研究をしていた時に考えていたのがプラスのユーザビリティとマイナスのユーザビリティの考え方です。「プラスのユーザビリティ」とは「やると良い対応」の部分で、「マイナスのユーザビリティ」とは「やってはいけない対応」の部分を指しています。

最低限のユーザビリティを達成する場合は「マイナスのユーザビリティ」の部分をいかに無くしていくかという部分がポイントになってきます。さらにより良い部分を目指すために「プラスのユーザビリティ」の対応があるわけです。
どちらに対応した?
ほしのやさんの内容を考えていて思ったのが、このマイナスのユーザビリティとプラスのユーザビリティでは、どちらを対応したかで売上の跳ね返る効果は変わってくるかもしれないなぁということです。
ニールセンの言葉を借りると「ユーザビリティに気づかれないことが究極のユーザビリティ」なわけです。
マイナスのユーザビリティの対応は「ここ使いにくいなぁ」から「普通」にしたところなわけです。ここの部分の印象はユーザーにとっても非常に大きいわけで、その分、売上への貢献も大きいはずです。
しかし、それ以上のプラスαのユーザビリティは、対応するのも難しく、なんかちょっと「使い勝手良いかも」程度にしかならないわけです。つまり、その分の売上への反動も小さい。
そんな訳で、ユーザビリティの対応が「プラスのユーザビリティ」であったか「マイナスのユーザビリティ」の対応であったかは大きく変わってくるのだと思います。
まとめ
「ほしのリゾート」の場合、このマイナスのユーザビリティの対応がまず行われた印象が非常に強いです(まだの部分もあるようですが…)。さらに、もともとブランド力も非常に高いので、そういった意味で効果は大きくでたのだと思っています。
自分の経験からも、マイナスのユーザビリティ対応は非常簡単なうえ、ユーザーが受ける印象も大きいものがあります。それに対して、細かいところまで気を使って対応したプラスのユーザビリティは、気づかれない場合すらあります。
ただ、このプラスのユーザビリティが「いかに気持ちよく帰ってもらうか?」というところで、長期的なブランド価値としてみれば非常に効果の高いものだと思っています。
「ほしのや」さんが究極のホスピタリティをリアルで提供しているように、ネットでもその提供を目指して、よい良いサイト作りをしていって頂きたいなぁ…ということで、このエントリー変えさせていただきます。

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[15 7月 2007 | RIA向けUIガイド はコメントを受け付けていません。 | ]

そろそろ3年ぐらい参加している(去年はあんまり顔出していない…)RIAコンソーシアムで「RIAシステム 構築ガイド/構築ガイト2.0」がPDFでダウンロード出来るようになりました。
構築ガイドの方では3章を担当してました。HTMLとは違う、RIAを使うと良いユーザーインターフェースについてまとめています。事例を沢山とりあげながら、まとめているので、非常に参考になると思います。
また、構築ガイト2.0ではRIAの評価チームを取り纏めを何故かさせて頂いていたため、評価項目のパートに関わってます。これは構築ガイドをベースに、RIAを評価するための方法を構築しようと頑張った内容が入ってます。
FLASHのアプリはもちろんのこと、Ajaxのアプリにも十分活用できる内容になってますので、是非ともダウンロードしてご活用くださいませ。

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[10 7月 2007 | セカンドライフと企業と はコメントを受け付けていません。 | ]

個人的には今更ですが、「セカンドライフ」がこぞって参入するほど企業にとってメリットの高いものになるとはあまり思っていないです。「セカンドライフ、日本も乱舞 (時流超流):NBonline(日経ビジネス オンライン)」といったニュースもあがってメディアもがんばっているようですが…
ということで、セカンドライフに思うことを少し。
考え方
「セカンドライフ」自体の考え方は非常に高く評価できると思っていて、どなたかが「ゲームというよりOSに近い」というのを聞いたことがありますが、まさにそんな感じなのだと思います。自分で創造していくことが出来る世界という意味では非常に面白いと思います。
ただ、プログラムという部分ではまだまだハードルは高いままで、この辺りは誰かがもっと簡単に内部処理を隠蔽できるようなプログラムをフリーで開発しないと難しいかもしれませんね。多分、一般の方々はレゴみたいに作れないと難しいと思います。
自己実現
ユーザーがどうアウトプットしていけるか?という部分にも興味があります。別にユーザー1人ひとりに必ず家が与えられるわけではないので、何か自分を表現する場合は、アバターの見た目で勝負するしかありません。ブログやSNSが普及した理由の1つに、簡単に自分のアウトプットを出せるという部分があります。特にテキストの場合は文字を打つだけなので非常に簡単です。
この部分がセカンドライフには足りない。簡単にアウトプットして自己実現できるものが少ないのです。そうするとユーザーは最初は目新しくて面白いかもしれませんが、セカンドライフにログインする意味がだんだん無くなっていってしまいます。
これも誰かがそういった「何かを創りだし」てくれれば良いのだと思いますが、既にブログやSNSで出来ていることをわざわざセカンドライフにでやる必要もないので、その他の自己実現要素を創っていくとなると非常にハードルが高い気がします。
インターフェース
インターフェースについては3Dは「?」で自分が利用すると30分くらいで気持ちが悪くなってしまいます。この辺りは「認知」という考えにも影響してくると思うのですが、ディスプレイという2D上において3Dを表現していくことにやはり限界があるのだと思います。
むしろ、その辺の割り切りは富士通のHabitat的で良い気がします。3Dデバイスなどが発達するまでは。
企業内での利用?
その他にも「遠隔地ミーティング」や「研修に利用」などの案もネットを見ていると出ているようですが、セカンドライフで個人の行動と企業の行動を同じアバターで行うのは気が引ける方も多いのではないでしょうか。そこを切り離すためには、2つ以上のアカウントを持つ必要が出てきてしまいます。
また、その中で会話されたことが本当に大丈夫なのかも若干不安が残ります。この辺りは詳しく調べていないですが、会話のチャットにしても一度リンデンラボ社のシステムを経由しているわけなので。そうするといったい何を話すのでしょうか?
まとめ
「もしかしたらインフラになるのかもしれない。」という部分から度重なる企業の参入は続いているのだと思います。しかし、マーケティングの基本に戻るとどうでしょうか?本当にターゲットとする相手がそこにいるかをまずは見極めた方が良いでしょう。
もし、企業としてまずは受け口を持っておく必要があると考えるのであれば、それを作った上で市場を広げる努力をするべきなんだと思います。先日、「三越 仮想空間「セカンドライフ」 百貨店で初…来月19日オープン」という記事がありましたが、三越はターゲットをどのように捉えているのでしょうか?正直非常に難しいところがあるように感じます。
現在、セカンドライフに参入することでターゲットとするセグメントが多いというなら話は別ですが、現状ではそうでない企業の方が多いと思います。セカンドライフにお金をかける前に、もう一度本来はどこにお金をかけるべきかを再考した方が良いかもしれませんよ。

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[29 5月 2007 | レベルに合わせたUI はコメントを受け付けていません。 | ]

ちょっと前にLivedoorReaderを初めて使った際に思ったまま書いていなかったのですが、コマンドラインは最強インターフェイス?を読んで刺激を受けて書こうかと。ショートカットとGUI型ポインタ操作のUIについてです。
ユーザーのレベル
ユーザーインターフェース(UI)を考える場合に、重要な1つの項目にユーザーのレベルというのがあります。この辺りの設計に関してはペルソナを立ててやる方法やらもあるわけですが、その辺りは今回は省略。
クライアント型などのUI設計の場合、ユーザーのレベルが特定出来る場合が多いのですが、WEBのUIの場合は、そのサービスが必ずしも特定のレベルのユーザーとは限らない場合が多いわけです。
あまりアプリケーションを利用したことのないユーザーの場合、トライアンドエラー的に色々触りながらUIを学習していくことがあります。赤ちゃんや動物がモノを認識するときの仕草に似ているイメージです。
逆にアプリケーションを利用経験の豊富なユーザーの場合、自分の目的達成のためにアプリケーションのどの機能を利用すれば良いかを把握しているわけです。この場合は、いかに早く目的を達成するかが重要になります。
実はここが、GUI型ポインタ操作とショートカットキーでのUIの棲み分けがあるのかなぁと考えてました。
それぞれの特徴
ショートカットキーの場合、機能を表す単語が省略されていたりと記号のようになってしまい難解になってしまうことがあります。その代わりとして、慣れてしまえば非常に早い入力をすることが可能になります。つまりスピードを身につけることが出来るわけです。
逆にGUI型でポインタ操作の場合は、目的のボタンまでポインタを移動させなければならなかったりと若干時間がかかってしまいます。その代わりとしてボタンの位置や表現などは多彩になります。
つまり、ショートカットキーとGUI型ポインタ操作はそもそも利用レベルが違うわけです。
まとめ
深そうな書き始めわりにはもうまとめなわけですが、ショートカットキーとGUI型ポインタ操作はWEBアプリケーションの中でうまく共存していくことが良いと思ってます。GmailやLivedoorReaderなどはポインタ操作もショートカットキーを利用した操作も両方出来るようになっています。
こういったUIの設計はAjaxなどを利用することによって、より多くのことが実現できるようになったわけですね。もちろん、FlashなどのRIAでも実装することは可能です。
まぁ、考えてみれば当たり前なのですが、こういった細かい対応を行っていくことが、より広いユーザー層に受けるためのWEBアプリケーションを作っていくためのポイントなるのかなぁと。

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[3 5月 2006 | TAGによる新しい分類。あと少し!! はコメントを受け付けていません。 | ]

「Tagによる分類はデジタルならではの新しい分類である。ただし、あとちょっと足りない気がする」
という勝手な仮説のもとTAGによる分類の可能性について考えてみたいと思います。
本を分類する
図書館などでは資料分類法を利用しています。最終的に分類されている方法にはいくつかの手法があるのですが、基本理念としては「区分の原則」というものに従っていくことになっているようです。まずはこの「区分の原則」について簡単に触れてみたいと思います。「区分の原則」ですが下記のようなものがその原則になります。
一貫性の法則
各段階における区分原理はただ1つでなければならない。さもないと交差区分となる。
例えば、「色」という分類方法の下に「形」という分類方法を作ってしまった場合、赤だけど形は丸で…でも丸は青の下にあるから…なんてなってしまうわけです。だから「色」で分類をするなら、「赤系」の下に「ピンク」と「赤」があるなど、細分化していく分類をしないとおかしくなってしまうということですね。
相互排除の原則
区分肢は互いに排他的でならなければならない。
上記と同じように「色」で区分を考えた場合に、「暖色系」というものと「赤系」という分類を作ってしまった場合、「赤」はどちらにも属してしまうことになります。区分の法則においては1つのカテゴリに属すことが前提なのでおかしくなってしまうわけです。
一致の原則
区分肢は全ての場合を網羅する。
これも「色」で考えた場合、全部の「色」を網羅できるように区分を用意しておらず、例えば「青」が無いなどがないようにしましょうということですね。
漸進の原則
区分は順序どおりに上位概念から下位概念に進むべきである。また、飛躍してはならない。
これは複数階層にまたがる場合は上から下に大きな概念から小さな概念になっていきましょうということです。
図書館で行われている分類はデューイ十進分類法(DDC)をいくつかの方法があるようですがどれも上記原則は乗っ取っているようです。実はこれがTAGによる分類を考えた場合に、考えなくてもよい原則となってくるのです。
なぜTAGによる分類は新しいか。
前述の通り、資料分類法は「区分の原則」を基に考えられています。これは昔から考えられていたものでそうそうに考えを変えられるものでもありません。しかしながらTAGによる分類はその「区分の原則」に従わなくても分類ができることに大きなアドバンテージがありました。
下記は簡単に抜粋したTAGによる分類の特徴です。

1つの分類対象に対して、複数の分類項目(TAG)を設定できる。
複数項目を設定でき、新しいTAGを個人が作り出せる。
複数観点からの検索が可能なため、特に「漸進の法則」に従う必要がない。

複数の分類項目(TAG)を設定できる。
これはデジタルならではの分類の考え方になると思います。通常、本を分類する場合、分類対象である本は物理的に1つなので複数の分類項目に分類されることはありません。実はこれが出来ることによって分類の原則の「一貫性の法則」および「相互排除の法則」は成り立たなくなります。
というのは「一貫性の法則」は分類対象に対して1つの項目が割り当てられるというのが前提ですので、そもそも複数できることで一貫性はなくても良くなってしまうのです。また、「相互排除の法則」ですがこれはそもそもが「相互排除」なので複数設定できるということで排除はできなくなってしまいます。
このような複数分類項目を設けることで、複数視点からの検索が可能となります。例えば「チワワ」を分類する場合、区分の原則にのっとると、「犬」の下にある「チワワ」のカテゴリに分類されます。しかし、TAGによる分類では「犬」「チワワ」のほかに「茶色い犬」や「ア○ム」のどのカテゴリにおいても存在することができるのです。
新しいTAGを個人が作り出せる。
通常の本の分類などは、既に全ての分類項目が決まっています。これは有識者などによって「一致の原則」にのっとって作られているものです。よって、あとは本の内容を加味して分類をおこなっていくわけば良いわけです。
TAGによる分類については、分類をしようと思った人間が任意でタグを設定していくことができます。これは「一致の原則」を真逆でいくようなもので、数限りなく分類項目を広げていくことができるわけです。
これがTAGによる分類がフォークソノミーと呼ばれる由縁の1つでもあります。(ここでは深く触れませんが…)
特に「漸進の法則」に従う必要がない。
「区分の原則」に従った場合、「漸進の法則」に従って分類をするのですが、あまり関係がありません。例えばサルは「動物界>脊索動物門>脊椎動物亜門>哺乳綱」といった感じで分類されているわけです。つまり上位から順番に分類をされているわけです。
TAGの場合はこの上位・下位概念がありません。全ての分類項目は並列で登録されていることになるのです。もし、サルがTAGによって分類されていたら「動物界」「脊索動物門」「脊椎動物亜門」「哺乳綱」は別々のTAGとして登録されているかもしれません。
これが上位・下位概念が無い、「斬新の法則」に従う必要がない理由です。ただし、そうは言ってもという部分については後述します。
TAGをどう検索するか
情報を分類は「検索」があって本来の機能となります。ということでTAGの検索について考えてみたいと思います。

Googleライクなキーワード検索。
動的に変化のできるデジタルデータならではのTAGCloud。
通常の分類について資料分類法が適用できる。

Googleライクなキーワード検索
別にGoogleでもYahoo!でも良いのですが、METAキーワードがデジタル化されていることで、いわゆるフォームにキーワードを入力して表示ということができるわけです。
TAG を付与しておくことで何が可能かというと、直接検索対象に含まれていないが、結びつくであろうキーワードを付けておくことができることでしょうか。いまはやりの「WEB2.0」についての文章を記述していたとしても、その文章に「WEB2.0」が含まれていないとその文章だけを検索対象とした場合に「WEB2.0」では検索されません。TAGとして「WEB2.0」を付与しておくことで、「WEB2.0」でも検索させることもできるようになります。
TAGCloud
TAG検索から生まれた検索の1つに、TAGCloudというのがあります。↓はhttp://radar.oreilly.com/ で表示されているTAGCloudです。

これはTAGの登録具合によって大きさを変えて表示しているものです。TAGのそれぞれのキーワードを大きさによって変化をつけることで、雲っぽい感じなるのでTAGCloudなんですね。例では「Google」が頻出しているようです。
この表現方法は登録されている単語をザーッと並べてり多く登録されている単語などを探すときに役に立ちます。
通常の分類について資料分類法が適用できる。
さんざん資料分類法に沿わない分類ができると記述していますが、資料分類法を適用することも可能です。それはTAG自体を資料分類法によって分類する方法です。
TAG を資料分類法によって、上位から下位に流れるような検索もできるようになります。資料分類法だけで分類してしまった場合は、グルーピングをする概念が1つだけに限定されてしまいます。それがTAG自体をグルーピングすることでいくつかの方法でグルーピングすることができるようになるわけです。
実際に資料分類法のような形でTAGを分類しているところを見たことはないのですが、そういった分類もできるということです。
TAGによる分類がなぜあと少しか。
TAGによる分類は分類と検索の両方にうまく対応した、非常に良い分類方法だと思います。但し、あと少しと感じる部分もあります。

分類項目のムラと揺れ
大量のTAGの登録によるTAGCloudの検索性の低下

分類項目のムラと揺れ
これは複数人で登録した場合に特に起こりえる問題だと思いますが、同じように分類できる項目を違うように分類するようにできてしまうわけです。それが利点といえば利点なのかもしれませんが、そこでムラが出てしまうのも確かだと思います。
例えば「WEB2.0」に関する文章を分類する場合、Aさんの場合は「WEB2.0」と登録するかもしれません。しかしBさんは「WEB」と「2.0」を分けて登録するかもしれません。こうするとAさんが分けたものとBさんが分けたものでは、内容自体は同じようなカテゴリに分類されるようなものであっても、実際のTAG上では別のものに分類されることになります。
また、表記の揺れについても同じことが言えます。「WEB2.0」も「WEB_2.0」や「WEB20」も「Web2_0」などいった表記ができるかもしれません。これらも基本的には別のTAGとして登録されていまいます。つまり同じカテゴリとして分類対象をグルーピングできないのです。
この問題は個人で分類される場合でも同じようなことが起きえるのではないでしょうか。同じようなドキュメントをTAGによって分類する場合も、記憶があいまいなため、必ず過去の似たような文章と同じタグを付与できるとは限らないのです。
こういったTAGを付与する際のムラや揺れを解決することがTAGによる分類をさらに良いものとしていく1つの方法だと考えます。
大量のTAGの登録によるTAGCloudの検索性の低下
TAGCloudの仕様などといったものは特に規定されているわけではないので、実際は設計者によって変わってくるわけですがTAGCloudも登録されているTAGが多くなり、それをズラッと並べてしまうとそこから単語を拾うのは難しくなってきます。
この辺りはdel.icio.usで提供されているような分類機能やフィルタリングできるツールのようなものがあると良いのかもしれません。
最後に
長々と書いてしまいましたが、別に自分は司書でもなければ分類の専門家でもないのであくまで一側面として見た場合のTAGによる分類の有効性を考えてみたものと捕らえていただければと思います。
TAGはこれからブラッシュアップして利用していける分類方法だと思っています。多分、他にもTAGの活用方法はあると思いますので、その辺りは今後すこしずつ思いつきしだい書いていきたいと思います。