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Adobe Summit 2014 レポート1

2014/03/28

今回は去年までの前後のイベントはあるものの2日間だったものが3日間になり、非常に盛りだくさんの内容になっています。その為、何回かに分けてUpdateをしていこうと思いますが、まずは全体のキーメッセージについてです。

今年のキーメッセージは「Marketing Reinventing(マーケティングの再創造)」でした。このメッセージを理解していく為には、2012年、2013年のSummitから少し触れてみるのが良いかもしれません。

reinvention summit

2012年のSummitではDigital-Selfという単語がありました。これはスマートフォンが主流となり、よりコンテクストが強いシーンでのWebサイトの活動やFacebookといったソーシャルメディアの利用などを通してDigital世界の中の自分が出来上がることを指していました。

そして2013年ではThe Last Millisecondsでした。The Last Millisecondsは「購入する」「何かに参加する」といったアクションの最後のミリセカンドの判断為に「よりコンテクストにあったコミュニケーションを出来るかどうか」「それにすぐにデータを利用して提供できるか」などといった意味がありました。

どうしてもWebサイトの運用といったところでみると、そのサイトへの訪問者だけを見てしまいがちですが、顧客の行動は単一チャネル、単一訪問で完結することは少ないと言えます。本当に「顧客中心」に考える場合、いわゆるCustomer Journeyといった顧客がどのような流れをたどるのかを考えていく必要があります。

これをマーケッターの立場に置き換えれば、顧客とのコミュニケーションで起きる複数のタッチポイントを統合し、それらの流れの中で各タッチポイントを最適化していくことが重要となります。

そして、この各タッチポイントを最適化していく為には、タッチポイントに来訪した時点で、顧客の状況を過去のコンテクストを含めて理解し、顧客一人一人に、そのタイミングに合わせたコンテンツの提供が必要になってきます。

しかし実際には、各チャネルごとのデータの統合が難しかったり実施できたとしても、そこにはある程度の時間がかかってしまう事が多くあります。また、顧客に合わせたコンテンツの提供といっても手間が…となってしまいます。つまりLast Millisecondsで顧客に合わせたコンテンツが提供出来ないのです。

今年のキーメッセージの紹介では、改めて「Customer」を中心にとらえ、Real Timeに必要なデータを提供できるようにしていくこと(Real Time Enterprise)とCreativityを両立させていくことでMarketingの再創造を行っていくという話でした。

先ほどのような課題がなくなり、直近の行動をReal-Timeで把握し、その行動に合わせたコンテンツをすぐに用意し、それをすぐにMarketing Actionにつなげることが出来れば、それは確実にマーケティングのやり方が変わり、Marketing Reinventionといえます。

今回、Real Time EnterpriseとCreativityのそれぞれのキーワードにあった製品やソリューションの発表がありました。ここでは細かい製品などについては触れませんが、これらがこの両輪となりDigital Marketingを加速させると言えそうです。

Wrap-Up資料(追記 2014/04/08)

下記はSummit期間中に参加者の方向けのWrap-Up資料です

Adobe Summit 2014 Quick Wrap-up from Keisuke Anzai

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