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ブランドとマーケティング

2008/06/17

昨日だったかTwitterに「ブランドとマーケティングの関係」について話題が挙がっていたので、ちょっと考えてみました。

ブランディング

ブランディングについては、過去にも書いたエントリーがあったのですが、自分の整理も含めてあらためて整理をしておきたいと思います。ブランドはいくつかの「機能」があります。それが「識別」「保証」「価値」の3つです。

「識別」これは他のものと区別するためのラベリングという感じです。名前が付いていないことで「なんとか社がだしている緑色のパッケージの飲み物」とかになってしまうので、やっぱり区別するためにも名前が欲しいですよね。

「保証」は識別が進むことで生まれてくるもので、そこが出しているから、その名前だからという部分で品質が保証されるという機能です。この部分は醸成されることで、強いものとなり、ブランド力が強いものは、少しのミスがあっても許されるようです。

「価値」これは保証が強固となり認められることで価値自体があがっていくんですよね。そうするとその価値にお金を出すようになるわけです。

そしてブランドを作ることで「期待」されるものは3つぐらいに整理できるかなぁと思ってます。それが下記です。

  • 自社サービスの選択
  • 1円でも高く売る
  • Engagementの強化

マーケティング

マーケティングはそれ自体はテクニックだと思っています。テクニックといっても目先の技術だけではなく、戦略、戦術両方を含むものだと思います。

結局はMarketingと書くように、市場(Market)に大しての様々な手法だと思っています。マーケティングの目的は売り上げを挙げることこれ以外にないと思います。

その上で、様々な手法を駆使しながら、より売り上げをあげる方法を模索するんだと思います。

2つの関わり

ブランディングを意識しなくても、マーケティングは出来るわけですが、そこには相乗効果があると思ってます。マーケティング単体で考えた場合、売り上げをあげるためには「沢山売る事」が大事になるわけです。

これに対してブランディングは「高く売る事」なわけです。つまり、ブランディングによって会社であったり、商品の価値を上げる事が出来れば、それだけ売り上げにも貢献できるわけです。

「ブランディング」→「価値の向上と市場の広がり」→「売り上げの向上(マーケティングへの寄与)」

といった感じになるのではと考えてみました。

まとめ

実際のところ複雑に絡み合っているもののため、全く切り分けをして考えるのは難しいとは思いますが、大枠ずれていないんじゃないかなぁと思います。

以前に読んだ本で印象に残っている言葉として「ブランディングによってバラバラな企業のマーケティングに横串を通すことができる」と書いてあるものがありました。

また、マーケティングについては短い期間で効果をあげることもできますが、ブランドを作ることは2〜3日では出来ないでしょう。それだけ長期的な視野が必要になってくるわけです。

ということで、実際にはマーケティング施策の中で長期的なブランディングを意識していくことが、一番現場に近いのかなぁと思う次第であります。


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2 Comments »

  • chibirashka said:

    私は、「ブランディング=時間節約」と、なんとなく思っています(消費者視点で)。
    識別、保証、価値はつまるところ、さまざまなメーカーのさまざまな商品を探して選んで試行錯誤して・・・という過程を省略できるために有益なのではないかということです。
    「このブランドなら品質に間違いないだろう」
    「このブランドの商品を持っていれば洗練されていると思われるだろう」
    などなど、時間さえあれば色々試した上で自信を持てるのでしょうが、その時間がないので、「ブランド」として裏打ちされた信頼できるものを手にするんだろうなーとか。。。
    マーケティングといえばフィリップコトラーですが、確か彼の本の中で、時間節約というようなキーワードが出ていて、多分それは、たいした文脈の中ではなかったかもしれないのですが、私は妙に納得で、その部分だけが切り取られて、すっかり自分の中に定着してしまっていますw

  • あんけい said:

    なるほど。「時間節約」という視点は面白いですね!

    確かに、知っているブランドを選択するのは、比べたりすることなく、品質の保証されたものを選択出来ますからね。確かに、自分も無意識にそういう選択をしている場合もあるかも。ありがとうございます。勉強になります!