PV数はそのまま見ない

WEB解析ツールを使い始めると、最初はPVを見て満足しちゃうんですよね。でも、ほとんどの場合、PVのランキングを見て改善点がで出てくる方が少ないようにも感じます。

どう見るか

PV数をランキングで見ても「このコンテンツが良く見られている。」「このコンテンツは見られてない。」というところまではわかるかもしれませんが、それ以上は難しいと思います。

ほとんどの指標は組み合わせて利用していくことで、色々な改善に役立てていくことが出来ると思ってます。これはPVも同じ。

例えばサイト全体のPV数を訪問数で割れば、サイトの平均PV数が出てきます。これは1人が1回の訪問でどのくらいのページを参照したかになります。

これを時系列で並べていくことで、サイトのコンテンツがどのくらい読まれているかがわかります。例えば読み物系サイトの場合はこういった指標が１つの使い方になってくると思います。

また、1ページあたりのPV数に対して、訪問数を割った場合に高く出てしまうページは、そのページに何度も戻ってきていることになります。こういったページは、場合によって迷子になっている可能性があります。

まとめ

「PV数を見る」といっても、数字の作り方、比較の仕方などによって判ってくることが大きく変わってきます。

指標ありきでWeb解析ツールを利用すると「PV数」「訪問者数」といった簡素なものばかりを見てしまったり、、ダブってるからこの指標は見ないようにしようとかになってしまう可能性もあったりします。

まずは目的を定義して、何のために役立てるのか、どのような組み合わせで利用するか、どう比較していくか、などを決めて利用していくことが、上手なWeb解析の第一歩になるんだと思います。