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2009年のWeb解析

2009/01/02

明けましておめでとうございます。今年もこのブログを読んで頂いちゃったりするとうれしいです。さて、せっかくの年始なのでさらっと今年の勝手なWeb解析の展望などを書いてみたいと思います。

去年はWeb解析のカンブリア爆発?

去年について考えると、ものすごく業界として勢いがあった年だと感じています。Web解析元年と書いてしまうとちょっと大げさかもしれませんが、もともと行われていたWeb解析が去年サイト運営者の必須のものとして認識されたような気がします。

もちろん数年前から導入してバリバリ解析しているサイトも多いのですが、去年それが爆発したような気がします。そう考えるとカンブリア爆発のような感じでしょうか。

そんな中で今年のトレンドとして自分が勝手に感じている部分は「基礎から応用へ」。これが今年のキーワードになってくるのかなぁと。

増える解析ニーズ

PC向けのサイトが導入完了し始めている中で始まってくるのが次の2つの解析ニーズかなぁと思ってます。

  1. 携帯解析
  2. 動画解析

携帯解析

先日のWebSigでもありましたが、去年はPC向けサイトは運用に移行していて、携帯サイトの構築が増えていたということです。さらには携帯中心層の年齢層があがることで、携帯向けサイトのニーズがさらに増えてくるでしょう。

これに伴い携帯向けサイトの解析ニーズが増えてくるのが今年、来年あたりだと考えています。ただ、携帯は解析ニーズが多いものの、解析できる絶対的情報が少ないのも事実で、その制約の中でより良い分析を行えるようになるのがこれからのポイントでしょうか。

動画解析

去年はYouTubeが一般の方にも広く認知され、UstreamやStickamなどのストリーミングサイトもかなり多くの利用があったように感じます。

そんな中で出てくるのが動画解析のニーズ。ブロードバンドの普及もあり、サイト内に動画を埋め込む企業サイトも増えてきました。

そんな中で、その効果分析のニーズが出てくるのは自然なわけで、「どのくらいの人が見たのか?」「どこまで見たのか?」「最後まで見た人はどのくらいか?」などの見られる動画の分析が必要になってくるわけですね。

解析結果の応用へ

解析ニーズが増えるのと同時に、PC向けサイトについては基礎的な解析から応用への解析へ移行していくるわけです。応用してくるなかで出てきそうな動きですが、下記にまとめてみました。

  1. データの再利用
  2. サイト最適化の推進
  3. テスティングの一般化とレコメンデーション
  4. マルチサイトの分析

データの再利用

データを分析するだけではなく、再利用する方法が今年は増えてくるのではないかと考えています。再利用する方法は2つ。1つがリマーケティングで、もう1つが他の社内のシステムとの統合です。

基礎的なデータを分析する中で、どのようなデータが自社に利用できるものなのか、もっとこのようなデータがあればさらに様々なシーンで活用できるのに…などが見えてきます。

こういった中で計測されたデータをさらに別データと統合し、シナジー効果を見いだしてくる企業が増えてくるんだと思います。

サイト最適化の推進

SEOという言葉は既に一般化した言葉になっていますが、実は「Web解析=SEO」だった方も結構多いようで、まぁ、導入のイントロとして良いのですが。。

さて、基礎的な分析をする中でサイトの問題点が見えてきます。そうするとそこを改善していくんですよね。集客を増やすことの方が効果として見え易い部分ではあるものの、サイトが持っているポテンシャルを上げていくことも重要です。

この辺りが基礎から応用に移行していく中で見えてくるのだと思います。サイト内検索、フォーム最適化、セグメント別分析などが比較的増えてくるのかなぁと。

テスティングの一般化とレコメンデーション

サイト最適化に含まれる部分でもあるのですが、これはこれで別トピックとして取り上げておきたかったのでテスティングです。

SEOからLPOが派生して広まり、ツールが増えてきたのも去年だったりします。そんな中で、テストも行われるようになってきています。

問題点がわかったとしても修正で間違ったことをしてしまっては意味がないわけで、テスティングをきちんと行いながらサイトを最適化していくことが今後の主流になってくるのかと。

また、テスティングをする中で意識していくのがセグメンテーションとレコメンデーションなんですよね。なので、この辺りも併せて盛り上がってくるじゃないかと思ってます。

マルチサイトの分析

以前まではサイトも無かったものを作るところが多かったのが、サイトを運営していく中で、サイトの機能を分けサテライトサイトやSNS、ブログなど複数のサイトを運営する企業が増えてきました。

SEOを意識したりすると複数のサイトを別ドメインで運営することもでざらです。今までは解析ツールは1つのサイトだけを分析することがほとんどなんですが、今後は複数サイトのシナジー効果も狙った分析もニーズが増えてくると思ってます。

「AサイトからBサイトへはどのくらい送客できているのか?」「A、Bサイトの重複ユーザー数はどのくらいか?」など知りたいですよね。

まとめ

長くなりましたが、2009年で盛り上がりそうなことを書いてみました。ご参考になれば幸いです。

自分としては「他の分野の組み合わせや応用した分析方法の模索」をテーマにしていきたいなぁと。IAやユーザビリティ、建築など様々な部分を勉強しながら新しい道が見えたら良いなぁと思ってます。

それでは、今年もよろしくお願いします。


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