WOMマーケティングは爆弾と同じ?
WOMマーケティングは爆弾設置に似てる?と思ったので考えてみたいと思います。
どこに設置する?
相手にダメージを与えるためには、相手が通りそうな場所に爆弾をしかける必要があるわけです。ただ、どこを通るかはわからないので可能性があるいくつかの箇所に設置するわけですね。
WOMの場合、WOMを発生しそうなネタをいくつか用意しておくわけです。でも、どれに反応するかはわからないから、今までの事例などで分かっていることだったりで、仕込んでいくわけです。
誘発を作り出す
これは実際の爆弾を使った戦略で使うかはわかりませんが…
爆発が起きた時に近くに爆弾があると誘発が起きるわけです。これがうまくいけば、より爆発を大きくすることができるわけです。たまには、近くに燃料タンクがまたまたあったりするとさらに大きくなったりもします。
WOMの場合、仕込んでおいたタネが思わぬ効果を生むこともあるわけです。別のツールなどがあったから流行るものもあると思います。
例えば、アバウトミーなんかは、自分の周りではTwitterがあったことによって、一気に登録が加速しました。これはアバウトミーをオープンした方々は予見していなかったTwitterがあったからこその加速なんだと思います。
動線に仕掛ける
爆弾は相手がトラップにひっかからないと爆発しないわけです。つまり、設置した場所と違うところを通ってしまったらそれまでなわけです。つまり、地理と動線を意識しながら爆弾をしかける必要があります。
同じようにWOMの場合、業種によってタネが変わってくるんだと思います。これが地理によってどこに仕掛けるかになってくるわけですね。もちろん動線もあります。仕込んだ場所が悪ければ、良いタネだったとしても効果がないわけです。
まとめ
最終的に爆発させられたか、どのぐらい誘発できたかによって効果が変わってきます。さらには、どのくらい相手を巻き込めたかによっても効果が変わってくるわけです。
同じようにWOMマーケティングも効果が未知数なわけです。場合によっては自分が考えていたよりもタネに引っかからない場合もあるでしょうし、その逆でものすごく大きな影響を生むこともありえるわけです。
というわけで、WOMマーケティングは爆弾と似ているかなっ?という感じです。
ちなみにこのネタは以前のエントリーでシックスアパートの河野さんのコメントの返事を書きながら思いついたものです。