私的勉強会 解析しないと!
昨日(2009年12月4日)に私的なWeb解析の勉強会をしましたよ。もともとは9月末にTwitterでぼそっと発言したのがきっかけでやることになったのです。
昨日(2009年12月4日)に私的なWeb解析の勉強会をしましたよ。もともとは9月末にTwitterでぼそっと発言したのがきっかけでやることになったのです。
サイトを分析する際には、ボリューム感というか、全体感を捉えて分析をします。これは、非常に大事で、いきなり細かい部分にフォーカスして問題点を見つけたとしても、その問題点はサイト全体で見た場合、非常に少数派に対する問題である場合もあるわけです。
同じく、セグメント分類し検証する際も、あまり細かく分けすぎると、どれを優先度として高くするかが見えづらくなります。
以前に「サイトマップ、頭に入ってますか?」で「サイトマップは解析する時も頭に入ってた方が良いよ」というのを書いたのですが、「じゃあどんなんだよ」というのを作ってみました。
今回は初めてサイト分析を始める際や、改めてサイトに向き合う際に見ておくと良い部分についてまとめていきたいと思います。
何よりもサイトを分析をするときに重要なのは、どんなサイトで、現状はどんなポテンシャルを持ち合わせてるのかを知ることです。
ダイエットと同じです。いきなり太った気がするから2キロ落とすとかしないですよね。まずは現状の体重を知ることから始まるのと同じなわけですよ。
先日のCSSniteはnobsatoさんによるIAについてのお話だったわけですが、この中で、最後に思い出したようにお話されていたのが
IAを学ぶのに一番良いのは良く出来た(IBMとか)のサイトマップを手書きしてみること
by nobsato
というもの。
解析ツールをサイトに導入するのは、場合によっては1日で終わったりもします。もちろん、数ヶ月もかかる場合もあります。これはツールによっては、事前の設計が必要だったりするからです。
この導入についても解析ツールが時間がかからないでも無いところなわけですが、もう少し範囲を拡大して考えると、「データを貯める」行為が必要になります。
Web解析を知り始めると、「これも知りたい」「あれも取れる!」と色々なデータをわくわくしながら見て回ります。
もちろん、興味を持って頂くことは重要で、それぞれのデータに意味があることも確かです。ただし、それを運用できるかは別だったりします。
サイトの改善を行っていくにあたって、問題だと思った場所を片っ端から対応していく方法もあるとは思いますが、決してそれが効率良いものとは言えなかったりもするものです。
1人の人が100%満足する改善を行ったとしても、それが全体来訪者のうちで考えたら少し見方がかわってくるはずです。もしかしたら、他の人は気にしない改善になるかもしれないわけです。