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[15 4月 2008 | 外部データを利用する はコメントを受け付けていません | ]

Web 解析のことばかりを書いているこのブログですが、Web 解析だけが Web から得られる全てのデータということではありません。いわゆる外部データですね。
Web を利用している方々がどのように、感じながらサイトを利用しているかは理解することが出来ません。もう、これは仕方のないこと。
以前、 WebSig のセミナーで、同じクリックでも人によって色々なクリックがあるという話がありましたが、まさにそういった感じで、クリックの重みが違ったとしても、Web 解析ツールではカウントが1つ増えるだけなわけです。
また、競合サイトなどについてもサイトの状況を理解することは出来ないでしょう。こういったことについてはWeb解析以外のデータを利用していくことが重要なわけです。
外部測定サイトの利用
1つには外部で評価や測定を行っているサイトを利用するのも良いと思います。どちらも有料となりますが Gomez や Netratings の評価サービスやレポートなどは非常に有用です。
こういったサービスを利用することで、競合サイトの規模であったり、問題点を把握することが出来ます。これは意外と大きなことだと思います。
また、第三者の評価を利用することで、自分が調べたものと同じ結果であったとしても、説得力が変わることもあります。このあたりは使いようです。
アンケートの利用
「分からないことは直接聞く。」これも重要なことだと思います。ユーザーにどのように感じられているかを知るには一番良い方法だと思います。
ただし、自社サイトなどで行う場合は、回答者の属性が偏ってしまう場合もありますので、評価を入れる際は注意も必要です。
定期的に同じ内容を聞いていくことで、サイトに評価を与えていくことも出来るようになります。ネットプロモータースコア(Net Promoter® Score)の利用なども良いと思います。
ネットプロモータースコアとは「あなたが友人に○○を薦めますか?」という質問を10段階で回答してもらい、9、10の評価を付けた Promoter の回答率から、6より小さな数字を付けた Detractors の回答率を引いたものを満足度評価の値として利用するものです。[Wikipedia:Net promoter score]
また、フリーコメントを入れてもらうことも、非常に大きな参考になります。そのまま読むだけでも参考になりますし、テキストマインニングを行い傾向を分析するのも良いと思います。
最近ではアンケートの結果をCookieに仕込んでおいて、レコメンデーションに利用するサイトなどもあるようです。
まとめ
Web解析で知ることが出来るそのほとんどは、サーバとブラウザのやりとりです。あとはその情報に付加情報が付くくらい。これだけで全てが語れるわけがありません。
適切な評価をするためにも、うまく外部の評価などを利用し、併せて活用していくことがより良いサイト運営につながっていくと思います。

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[27 2月 2006 | RSS、きちんと理解して活用してますか? はコメントを受け付けていません | ]

RSSとは何か
電車に乗ってるときに目についてしまうのが電車の中刷り広告ですよね。特に週刊誌の広告はすごい。なんとなくそれだけでも内容を推測できてしまうし、中には読んでみたくなるキャッチコピーも沢山あります。実はRSSとはこの中刷り広告と同じ効果を持っています。
電車の中刷り広告の場合、気になった記事があった場合、その週刊誌を立ち読みしたり買ったりするわけです。RSSも同じで、気になった記事だけサイトに読みに行けばよいのです。実は難しそうなRSSも電車の中刷り広告とあまり変わらないものなのです(もちろん違うところもありますが)。
PUSH型とPULL側の中間にあるRSS
通常、WEBサイトの記事を更新した場合は、そのサイトに行かないと更新状況がわかりません。一般的にはこれを、サイト閲覧者が情報を取りに行かないとわからないということでPULL型と呼ばれたりすることもあります。
これに対し、メールマガジンなどは、コラムなどを利用者のメールアドレス宛に送ったりすることで読まれることになります。先ほどのPULL型と対比して、メールマガジンはPUSH型と言われることがあります。
このPULL型とPUSH型の中間にいる情報配信メディアという位置づけにいるのがRSSです。RSSの場合、利用者が登録したサイトの更新状況と更新された記事の要約を配信する形になります。そして内容を見たいと思った場合だけ、サイトに訪れれば良いのです。
提供側にとってのRSS
記事を更新しても、サイト利用者にその記事の更新を気づいてもらえないとあまり意味がありません。RSSはこの気づいてもらえない部分を、ほどよくアピールできる機能といえます。
ただし、電車の中刷り広告と同じようにどこかに広告を出すのではありません。サイト利用者にRSSを利用してもらうためには、自分のサイトでRSSのリンクを公開し*1、利用者のRSSリーダーに登録をしてもらう必要があります。
「最初に違う部分もある」と書いたのはここです。つまり、一度は利用者にサイトに訪問して頂き、RSSを登録して頂く必要があるのです。ここはRSSをマーケティングなどに利用しようとしている場合に見落としがちな点でもあります。
※1:RSSリーダーに登録してもらうRSSのURLのことをRSSフィードと呼ばれたりすることもあります。
RSSとサイトの運営

サイトに訪問して頂く
利用者のRSSリーダーに登録して頂く

この2つをクリアするためにはどのようにすれば良いのでしょうか?
実は、きちんとサイトを運営し、定期的に利用者に有用な情報を提供していることが最も良いことなのです。RSSはプラスアルファのツール、利用者をリテンションするツールであり、新たに新規利用者を呼び込むツールではないのです。
今年発表予定のIE7にもRSSリーダー機能は搭載されるそうです。そうなることで、今後はRSSリーダーがより身近なものになっていくでしょう。RSSはとても便利な機能です。RSSを提供したからすぐに効果が出ないなどと嘆くのではなく、機能と特徴を理解し運用し、きちんと理解し、RSSをうまくサイト運用にいかしていきましょう。