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Omniture Summit レポート 2日目

2011/03/11

Omniture Summit 2011少し遅れましたがOmniture Summit 2日目のレポートです(レポート 1日目)。2日目についてはKeynoteが朝と夕方にあり、残りの時間はOnline Marketing Suite、Online Analytics、Advertising Optimization、Conversion Optimization、Technology Trackのテーマで同時10個ぐらいのセッションが3回開催されていきます。

並列で10個もあるので全て出ることは難しいので、ここではKeynoteと私が出たセッションについて触れていきたいと思います。

基調講演

毎年、本編初日の最初のKeynoteでは新製品やサービスなどのアナウンスが入ります。今回ももちろんありました。

非常に大きな部分ではAdobe SiteCatalyst Ver15とAdobe SocialAnalyticsの発表です。SiteCatalyst Ver15はデータ構造が大きく替り、セグメント別のレポートも見れるようになります。

また、Adobe Social Analyticsですが、こちらはSocial Mediaのモニタリングを出来るようにしていくものです。後ほどでも触れますが、今回はSocial Mediaの計測が非常に盛り上がっており、モニタリング以外にも、SiteCatalystやパートナーサービスと連携と様々なセッションで触れられています。

それぞれ詳細はまた別途とはなりますが、両方とも実際に使えるようになるまで待ち遠しい製品たちです。

Social Media セグメント分析

今回、私はSocial Media 系のセッションを中心に回っていたので、それらの内容を総括的に触れてみたいと思います。

DaveRamsey.comではSocial系の活動にはトラッキングコードを必ず設定して、トラッキング出来るような運用にしているそうです。(トラッキングコードとはSiteCatalyst側でどこからの流入かを捕捉できるようにURLの後ろに固有のパラメータを付ける方法です)

さらにDaveRamsey.comではAdobe Discoverを利用して、Facebookからの流入、Twitterからの流入のセグメントを作成し、この2つのメディアの影響を分析した事例が紹介されていました。

流入を時系列に並べ、Socialメディア(TwitterとFacebook)に投稿をしてからの各セグメント流入比較、また、それぞれのコンバージョンに対する影響度合いまで確認をしています。実際にそれぞれの流入からコンバージョンの影響までをきちんと数値化できているのは非常に良いアプローチと言えます。

また、実際にTwitterとFacebookのユーザーを分析すると、そのほとんどは新規のユーザーであり、また、お互いの流入ユーザーに重複がほとんど無いということも分かったそうです。

つまり、DaveRamsey.comの場合は、重複告知を意識することなく、両方とも活動に意味があるということもわかったということですね。これはSocialへの投資が無駄にも思えることがある時に非常に嬉しい分析結果かもしれません。

Measuring & Monitoring

また、別のセッションではFacebookやその他のSocial Mediaを利用していく上で、非常に重要なポイントが最初に提示されました。

それは「Social Mediaは仕様も変わるし、全てが計測できるわけではない。Social Media TrackingはSocial Media上でより効果的にコミュニケーションする方法として使おう(要約)」というものです。

数週間まえにもFacebookページ(ファンページ)の仕様が変更になったことで、計測できることなども変化をしました。また、Social Mediaの仕様自体が変わることで、コミュニケーションの方法なども変わることもあります。Social Mediaを通して行えることはどんな事なのかをきちんと念頭においておくことが重要と言えます。

また、もう1つ話されていたのがMeasuringとMonitoringの違いです。Social Mediaと関係していく上で非常に重要な考え方の1つで、計測することとモニタリングすることを分けて考えるということです。

計測では実際の流入やコンバージョン、ROIなどまでをトラッキングしていくのに対し、モニタリングは自分の会社のブランドがどのくらい語られているのか、Facebookページのユーザーはどのくらいいるのかといった大きな動きを捉える部分になります。

先ほど触れたAdobe SocialAnalyticsがまさにモニタリングの部分をサポートしていくことなるわけです。この計測とモニタリングについては、どちらをやろうとしているのかをきちんと意識することで、その評価が大きく変わるため非常に重要な概念といえます。

まとめ

Social Mediaで起きていることは今後の企業活動において無視できないものになってきています。2日目のセッションなどを通し、いかに計測をして、ROIを見定めていくかが重要になってくるということを改めて感じることが出来ました。

これを書いている時点で実は3日目が終了した直後なのですが、3日後についてはまた別にまとめたいと思います。


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