ターゲティングをブーストするために
ターゲティングをいかに深化させていくかは、施策を考え、それをいかに実施していくかが重要なわけです。もちろん、沢山の施策の中には、効果がそれ程あがらない例もあり、そういったものは恒久的なターゲティングにはせず、ターゲティング効果と運用のバランスが取れるものを最終的に残していくわけです。
ターゲティングをいかに深化させていくかは、施策を考え、それをいかに実施していくかが重要なわけです。もちろん、沢山の施策の中には、効果がそれ程あがらない例もあり、そういったものは恒久的なターゲティングにはせず、ターゲティング効果と運用のバランスが取れるものを最終的に残していくわけです。
Adobe Summit 2014に参加して少したち、頭の中も整理できてきたのでキーメッセージを軸に改めて整理してみました。
Webサイトに訪問者のデータを確認した際に、Webサイトは初回の訪問だったとしても、それが本当に最初だったのでしょうか?もしかしたらサイトに訪問する前に、スマートフォンで一度商品を確認しているかもしれません。実際の店舗で商品の確認をしているかもしれません。
Omni-ChannelやCross-Channelと言われている中で、何が変わるのか。私は最も大きいのはより詳細に顧客の行動が見えてくるようになる事だと考えています。複数のチャネルのデータが結びつくことで、今まで1本に繋がっていない顧客の行動が見えてくるわけです。
ちょっと間があいてしまいましたが、2本目のAdobe Summitレポートです。前回はキーメッセージについて触れましたが、今回は全体を通しての諸々を勢いで書きます。
今回は去年までの前後のイベントはあるものの2日間だったものが3日間になり、非常に盛りだくさんの内容になっています。その為、何回かに分けてUpdateをしていこうと思いますが、まずは全体のキーメッセージについてです。
今年のキーメッセージは「Marketing Reinventing(マーケティングの再創造)」でした。このメッセージを理解していく為には、2012年、2013年のSummitから少し触れてみるのが良いかもしれません。
今年も2014年3月24日〜3月28日の日程でソルトレイクシティにてAdobe Summitが開催されます。既にセッションタイトルの公開がされてきているので、その中から興味深いものを、若干自分の備忘録も含めてご紹介したいと思います。
前回からの続きです。相変わらずいくつかの気になるキーワードについて徒然に触れていきたいと思いますが、思いつきベースでのキーワードで書いているので、前回とずいぶん違うなとかは気にしないでください。
いきなり私事で恐縮ですが、今月、勤続年数が一区切りがついたので、会社にご褒美としてお休みを頂いて1ヶ月お休み頂いていたりします。時間があるので、色々な考え事や本を読んだりしているのですが、年末ですし、折角なので自分の中でトレンドになっているいくつかのキーワードを振り返りながら徒然と書いてみようかと思います。
サイト内でのターゲティングというのがどのようになるのか?というのがどうしてもイメージしにくかったりもするので、ターゲティングのデモをいくつか作ってみました。「それほど難しいことはしなくても、こういったものが出来るんだ。」というものを体験して頂ければと思います。
最近、PC、スマートフォンのいずれのサイトでもよく見かけるカルーセルバナー・パネルですが、これはバナーを配置していくにあたって、「4つのバナーを全部見せたい、でも、それをそのまま載せてしまったらページ長くなってしまったり、1つのバナーが小さくなったりスマートなデザインじゃないしなぁ」的な理由かと思います。
まぁ、実際には他にも色々な理由があるとは思いますが、これがターゲティングに非常に使いやすいという話をつらつらと書いていきたいと思います。
ターゲティングを実施するという事は、必要な情報を伝える事であり、また、不必要な情報をそぎ落とすという事でもあったりします。
Dr. Raymond R. BurkeのShopabilityをあげる為の10の法則( Retail Shoppability: A Measure of the World’s Best Stores:PDF )の1つではMinimize Clutterつまりノイズを減らしS/N比を高くする事が触れられています。ターゲティングを実施するという事は不必要であろう情報を減らし、まさにS/N比を高くする効果を持っていると言えます。
逆にターゲティングで絞り込んだ情報が正しくない時はこのS/N比が高くなってしまい、顧客の行動に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあるわけです。という事で今回はクリックを奪うという事について。ちなみに本文はターゲティングじゃなくても考えるべき話です。