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フラット革命

2007/08/24

正直、勢いがありすぎて全てを読みきれなかったと思います。今までのネットによる変化を書いた書籍がロジカルに展開するものが多かったものに対し、既存メディアからの視点で、生々しく展開していきます。

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本を通して語られる主題の1つに「匿名性」があります。匿名で書けるからこそ、年齢も性別も職業も関係なく、書かれた本質で判断できると。ただし、匿名だからこその問題も書かれています。

自分は本名を出すか、出さないかっていうのは自由だと思ってます。基本的にはリアルと連動させたい人が本名出せばいいと思うんですよね。

ただ本名出すってそれだけ透明性が求められるってことだと思うんです。だから本名出すにはすごいリスクが伴うんですよね。ちょっとした黒いものでも見通しがいいから見えてしまう。

サラリーマンの場合は組織が考えるOKラインと自分が考えるOKラインの意識が違う可能性もあります。だからそれに匿名性を使ってラインに砂をまくわけです。

匿名によって起きた問題についてもこの本では触れています。素性が見えなかったから問題になってしまった「ことのは事件」です。

その他、本書では新聞社が考えるネットがどんなものか?mixiを例に挙げたSNSの繋がりの面白さなどが語られています。

最後に一番残った言葉を

もともと出会うはずのなかった人が、私という存在をきっかけとして、出会う。 –中略– 最初の「種」としての私の存在はそこでは必要なんだけど、でもその種=私はすぎに忘れ去られる。その先にあるリンクの方が大事になるんだよね。
中村理恵子(アーティスト)





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