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NYとLondonのフラッグシップストアで店舗体験してきた

2020/03/15

世の中がこんなになると思っていなかった12月、1月、出張だのプライベートだので、ロンドンとニューヨーク(NRF 2020への参加)行ったりしていました。これらの都市では、実店舗を出しているアパレルブランドなどがフラッグシップストアを出してところも多く、そこに行くと色々な試みを体験することが出来るので、その辺りのデジタル化状況について少しご紹介。

lululemon

ヨガウェアを扱うlululemonですが、NRF期間中にイベントなどもありお伺いしてきました。調べるとかなり前から、サイネージなどの取り組みも行われているのですが、私が行った店舗もインタラクティブなサイネージが用意されていました。

パソコンでブラウジングするような形で、商品を探すことも出来るのですが、店舗にある商品のバーコードを読み込ませることができ、読み込ませた商品の詳細な情報を確認できるようになっています。

特に私が気になった点は2つ。1つが在庫連動です。商品詳細を表示してサイズや色などを選択するとそれに合わせて在庫状況をリアルタイムに変更。その店舗にあるのか、近隣の店舗にあるのか、オンラインで在庫があるのかを表示します。

その店舗に在庫があるかを確認できるのは最近多くなってきましたが、近隣を在庫を表示することで、こちらに取り置きしておきますよ的なのが出来るわけで、すぐに欲しいという方にとってはかなり良いのではないでしょうか。

さてもう2つめに気になった点は、サイネージのUIデザインです。これがほぼWebサイトと同じような感じで、表示している情報も同じなんですよね。そしてアプリもほぼ同じ作り。そして表示されているアセットも同じ。

恐らくですが、これってアセットを共有して管理している感じなんですよね。共通でアセットやコンポーネントを管理しておくことで、1つに変更があったとしても全体に反映することが出来る。スケーラビリティを持たせた対応が出来るのは大きいかと思います。

店員さんにお伺いしたところ、お客様も利用しているそうですが、店員さん自身も利用することが多いとか。お客様に在庫の質問をされて、バックヤードに戻るよりも在庫確認は早いですし、その他の付随情報も一緒にみながら確認できますからね。

520 Broadway, New York, NY, US 10012
https://goo.gl/maps/gaKuovaVBYgqz7eK7

Adidas

シューズやアパレルを持つAdidasのフラッグシップストアは、ロンドン店、ニューヨーク店の両方に行ってきました。割と似たような雰囲気で基本的なアプローチは一緒な感じです。いずれの店舗でも目立つのは大きいスペースのとり方ですね。

写真はニューヨークの店舗のですが、ランニングシューズのフロアでは実際に履いて試すことができるトラックを模したものがあったり、サッカーシューズを扱っているフロアでは実際にボールを蹴って確認するスペースがあったり、この辺り実店舗じゃないと実現できない体験を取り扱っているのは面白いかと思います。

また、Adidasは試着室もカッコイイ。試着室に服を持って入ると持ち込んだ商品が試着室の鏡越しに表示されます。

GUなどでも実現し始めているスマート試着室ですね。RFIDを利用して持ち込んだ商品をトラッキングしている模様。スマートミラーとして表示する辺りがニクいですね。商品の詳細が確認できる他、サイズが合わなかった際に店員さんに連絡できるのはスマートですね。スマートミラーだけに。

さて、Adidasは店舗内でアプリの訴求をそこら中で行っています。店舗でアプリを開くと、Location情報をベースにどの店舗にいるかなどが表示されます。そしてこのアプリ、棚に置かれているスニーカーをアプリ経由で写真をとると、そこから紐付けてシューズ情報を表示して、その店舗の在庫情報も表示さてくれます。

これも店員さん自身が携帯取り出して確認しているところを良くみかけたので、lululemon同様に店員さん自身も利用することで、効率化が出来ているケースかもしれません。

565 5th Ave, New York, NY
https://goo.gl/maps/YH2DTKa2MFeSMixh6
425 Oxford street, London, W1C 2PG https://goo.gl/maps/5p7SoGU8KzL5XahDA

PUMA

ニューヨークにPUMAのフラッグシップストアもあったのでそちらも寄ってきました。

店内には実際の大きさのF1カーのゲームなどが合ったり、コーヒースタンドがありバリスタが実際にコーヒーを入れてくれたり、カスタマイズをやってくれたりと、他のブランドのフラッグシップストア同様に、楽しませる店舗を目指している感じがあります。

店内で目につくのが、いくつかあるスマートミラーです。Adidasのように試着室ではなく、普通のエリアにあります。いわゆる姿見的に利用もするような形で鎮座しています。このスマートミラーでは、商品を確認し、店舗内に在庫があるかどうかを確認できます。

また、もう1つ面白い機能として提供されていたのが、セルフィーが取れる機能。実際に商品を試着してみて、写真を撮ることが出来ます。

タイマーがついているので、後ろ姿を確認することが出来るのも良いですね。また、この写真を簡単なPUMAスタンプでデコレーションをして、自分のメールに送ることも可能です。

この際にいわゆるメルマガのパーミッションも取得できるように作られており、自然に継続的なコミュニケーションの設計が出来る部分は、自然なコミュニケーション設計になっているかと思います。

609 5TH AVENEW YORK, NY
https://goo.gl/maps/nE88vQvDGVcmHSYG8

その他

あとはササッと。Amazon Goは以前も行ってきたのですが、改めて別の店舗に行ってきました。ニューヨークは、コンビニのように色々なところに増えてきているようですね。常連と思わしきビジネスマンが来ているのを見かけたのですが、オフィスが近くにあり利用頻度が高い人にとっては、アプリ立ち上げて店舗に入って商品持って出るだけなので、楽だろうなぁと改めて。

AmazonといえばAmazon Booksに立ち寄ったのですが、まぁ、普通の本屋さんに近いは近いですが、評価マークなどが確認できたり、ランキング表示されているのはやはり面白いですね。実際に子供の本を買ったのですが、ランキング上位の本の中身を確認しながら買えるのは良い体験でした。

そんなAmazon Booksですが、特に会員であることも伝えずに、Prime会員になることをゴリ押しを断りながら(安くなる)買った本ですが、購買後にレシートがメールに届いてました。これロジックが分かっていないのですが、利用したクレジットカードに紐付いたアカウントに出しているか、Amazon Goのアプリを入れていたので、そっちのビーコンあたりで見ているか、な感じでしょうか。

ロンドン、ニューヨークいずれの地域でも、BOPIS(Buy Online Pick-up In Store)の対応している店舗が多いのは非常に印象的でした。店舗に入ると案内がドーンと表示されているところも多くあります。そしてひっきりなしにそのカウンターに来る店舗もあったりと、かなり利用率が高いことも感じられました。

日本の場合、かなりロジが優秀なので次の日には届いたりなんてのは当たり前になっていたり、宅配ボックスも充実していますが、それでもその日にモバイルで買って、受け取りを店舗でなんてのは良い感じですよね。(ヨドバシがかなりがっつりやってるイメージ)

といった感じでバーっと書き出してみました。日本でも実店舗で色々な体験が出来るようになってきました。そういったものもそのうち体験して上げていきたいと思います。


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