コンテキストで考える。

お昼休みに読んでいた Think! という雑誌にこんなことが載っていたので引用。

セブンイレブンでは、POSが出した売り上げの数字であるコンテンツをそのまま読むのではなく、各商品が売れた背景には何があるのか、各消費者は何を考えどのような行動を取った結果、販売に結びついたかというところまで遡って主観的に考えること、つまり数字の背景にあるコンテキストを紐解くことを日々繰り返すことで、顧客をより正確に解釈し、それにより意思決定の質を高めているのである。
Think! 24号 コンテキスト思考:意思決定の質を高める

コンテキストとは、コンテンツの裏側にある背景のことです。実はこのPOSの活用については、Web解析も同じことだと思ってます。

数字だけを捉えて良くなった、悪くなったは、見る場所さえ間違えなければ誰でもできるんですよね。そこに、どういった意味を見いだして、仮説を立てていくかが強みになるんだと思います。

OmnitureのSUMMITでも語られていた主題の1つに「TEST」があります。つまり、仮説をたててテストをしながら最適なものにしていくことの重要性です。

Web解析ツールを入れてPVが取れたことに満足するだけではなく、そのコンテキストを読み取って次ぎのマーケティングに活かそうとすることが重要なんだと思うわけです。

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