ライブで色々と活用してみた

先日、私が大学時代に所属していたバンドサークルの先輩方によるライブイベントがありました。今回、自分は広報まわりをお手伝いさせて頂いていたのですが、ネット関連で興味深いことがあったので、せっかくなのでちょっと書いておきたいと思います。

mixiの活用

今回、mixiの存在は非常に大きいものとなっていました。発起人の方々がライブの開催を決めたあと、スタッフ募集やバンド募集などスタート時のコミュニケーションについてはmixi内にコミュニティーを立てて行っていました。

その後、細かい調整についてもスタッフ専用のクローズドコミュニティーも作るなどmixiのコミュニティー機能を大いに活用。

社会人になると関係者全員が集まって話し合いをすることが難しいなか、非常に効率よい回し方でした(もちろん必要最低限のMTGは集まって行ってます)。

今回の関係者の中にはIT系にそれ程詳しくない方もいらしたのですが、mixiでコミュニケーションを行うぐらいであれば全く問題ありませんでした。

そんな事もあり、こういったITに全く関係ない方々とmixiを使ってライブを形成していったことで、mixiが一般の方も普通に使えるインフラになったのだなぁと実感しました。

個人的にはコミュニティーの登録が多いと書き込みを見逃しちゃうなんてこともあったので、この当たりはRSSで特定コミュニティを追えるなどが欲しいなぁと感じてました(Plaggerとかなしで)

ブログの活用

今回のイベントでは、3ヶ月ほど前からブログを立ち上げ、スタッフ複数人でライブを軸に記事を投稿するという展開をしていました。もともとは、「イベント当日だけでなく、もっと前からイベントを楽しんでもらいたい」という発起人の方々の思いから始まったものでした。

客層が社会人ということもあり、ブログ効果絶大でした。また、地方からわざわざ駆けつけた方々もこれが楽しみだったとか。

実は今回、ライブ名称をうまく選定した結果、SEO対策もうまくいき、1ヶ月前あたりからはYahoo!、Googleともにライブ名では1位になるなどの若干自己満足なこともやってました。

そんなこんなでリファラーはしたのような感じでした。(Google Analyticsより)
blogRef

mixiで基本的な活動を行ったり、参加者が日記とともにBlogの更新告知などをしていたので、やはり全体の6割がmixiからの流入ですね。その後、早いうちからライブ名での検索TOPに出ていたYahoo!が大きかったようです。

まとめ

今回、IT周りを中心にお手伝いをさせて頂いたのですが、こういったライブイベントでブログやらを活用していくことに、意外と成功例を見た感じがしています。

もちろん、今回は社会人が出て、社会人が見に来るということだったため、PCの普及度合いが良かったなどはあると思うのですが、mixiをインフラとして活用することやブログも携帯対応のものを活用することで、大学生などでも同じようなイベント展開が出来るだろうなぁと感じる次第です。

つまり、あれですね。ビジネスチャンスなのかもという淡い考えを抱いてみたり。

課題として、RSSの更新情報をRSSが判らない方々にも出来るようにするなどが工夫出来れば良かったなぁと思ってます。一番良いのはxFruitsのような感じで、登録して頂いたメールアドレスにRSSの更新情報を送るとかだと思ってます。あとはmixiにブログ更新情報をアップしていくとかですかね。

次回も日程は未定ながら半年?一年後?ぐらいに行う予定っぽいので、その時はまたここでもご報告したいと思います。

You Might Also Like

  1. りんたろう

    本当にありがとうございました。
    せっかくなのでライブイベントIT化の感想をここに。

    ・運営準備のmixiコミュニティ
    ⇒非常に便利ではあったけど、日々追わないと各トピックスで進行している会話が追いきれない難しさがありました。 トピックスを乱立させてしまった事が敗因なのだろうかと振り返っているところです。

    ・Blogの効果
    ⇒当日現場で来てくださった方々の話を聞いて「こんなにブログを 観ている人が居たのか!」と驚愕しました。
    Blogにわざわざコメントを書き込むのはやはり抵抗があるんだろうから、主催者側が事前に客足を読むには、昔ながらのアクセスカウンターとかが必要なんだろうな~と思った次第です。

    ・バンドのコミュニティ
    ⇒我がバンドに限らずですが、バンドのコミュニティを立てて、選曲・アレンジ・練習日程その他連絡ツールとしてフル活用していました。
    週末に練習して、忙しい平日の夜中に情報交換、という積み重ねは、バンドのチームワーク向上、意識統一に非常に役に立ったと思います。

    ・携帯対応のありがたさ
    ⇒本番3日前になって係が足りない事が判明し、10数人にmixiメッセージで協力を打診する場面がありました。
    驚く無かれ、平日昼間の打診であったにも関わらず、約7割の方が3時間以内に返事をくださり、その後の準備をスピードアップできました。
    皆様の愛に感謝すると共に、mixiメッセージが携帯対応している事にひれ伏した瞬間でした。

  2. あんけい

    >りんたろうさん
    こちらこそ色々とありがとうございました。

    やっぱりコミュが流れていってしまうのは1つの課題ですね。やっぱりPlagger使ったRSS化とかかなぁとも考えてみたり。

    バンドごとにコミュがあったんですね。これは知りませんでした。でも選曲などはこういうのもありだったのかも。

    最近、携帯メールのようにmixiのメッセージが来るようになりましたね。最新の携帯アドレスは知らないけど、まぁmixiでメッセージを出せば大丈夫でしょうみたいな感じですかね。

    mixiのインフラ化はユーザー側の使い方次第とはいえ、かなりのもののようですね。

    次回のライブではブログに書いたような反省点も踏まえ、何かしらもう少し推し進めた感じにしたいと思いまっす。