ハブとノード

elevated by paul goyetteコンテンツの役割には大きく2種類あると思ってます。それがハブとノードです。2つの違いは、最終的に何かを伝えるコンテンツであるか(ノード)、そこへ誘導するためのコンテンツであるか(ハブ)です。

ハブは誘導するコンテンツなので、必然的に平均PV数も増えるはずです。逆に、ノードになるコンテンツは低くなるはず。コンテンツの内容がノードなのに、平均PV数が多いということは、何かしらそのコンテンツを中心に問題がありそうということもあるかなぁと。

例えば、コマースサイトで、商品の検索結果とかは、商品の詳細ページというノードへ誘導するためのハブなわけです。

商品詳細の平均PV数が多いということは、たどりつくけど、その先に進んでいない可能性も高いわけです。誘導はいろいろなところから出来ているのに、その先、購入にたどり着けていない可能性も高い。

すごいざっくりとした書き方ですが、そのページがハブであるか、ノードであるかを意識することで、結構、数字の見方を整理しやすくもなったりするわけです。

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  1. 衣袋(いぶくろ)

    こんにちは、衣袋です。
    「平均PV数」というのは、一人当たり平均PV数という意味ですよね。
    私は素直にナビゲーションのためのページかコンテンツページかという分類(強いて2分するならですけど)をしますが、ハブとノードという言い方は面白いですね。

    ハブつまりナビゲーションのためのページで滞在時間が多いのは問題ですよね。次にどこに行けばいいのか迷っている可能性が高いということで。そしていちいちそのナビゲーションに戻ってこなければならない作りになっているのも問題かなあと思うので、「ハブは誘導するコンテンツなので、必然的に平均PV数も増えるはずです。」というのには反対意見になりますね。詳細ページ(コンテンツページ)にナビゲーションから流した後は、関連する詳細ページ間で相互に行き来してもらうのがベストですから、ナビゲーションページ(ノード)の一人(あるいは一回)当たり平均ページビュー数は少ない方がいいケースもありますよね。

    もちろんサイトの構成や内容によるのでイメージしたサイトによっては逆になりえます。ヤフーのトップはトピックスを見て別のトピックスを見たい時に必ずトップに帰ってきますからねえ。ということで、一般化は難しそうというのが結論です(笑)。スイマセン、書きながら考えました。よく言うんですが、平均的にとか一般的にということは中々言えない例の一つかもしれませんね。特にメディア系でPVを稼ぎたいサイトは仰るとおりで、ナビゲーションページの平均PV数が多くなるようなつくりになっていると言っていいのかも。

  2. あんけい

    衣袋さん

    コメントありがとうございます。確かに、一般的にハブの全てが平均PVが高いわけではないと思うので、ちょっと内容が足らない文章でしたね。

    ちなみに私の頭の中ではコマースサイトを念頭に置いて書いていた記憶があります(既に過去のことになってますが)。

    コマースサイトの場合は、同じカテゴリの商品で比較などもあるので、そういった比較が行われることが多い商材の場合は、ハブページの行き来は多くなると思ってます。

    とはいえ、低くても何の問題もないわけで「低くてもいいし、少しぐらい高くても問題がない」といった感覚です。

    なんというかサイトの内容によっても変わってくるのでしょうね。ハブの役割も。

    書きながら答えになっているような、なっていないような文章になってしまった気がしますが、一旦ここで終了します。

    ということでコメントありがとうございました。