リファラ分析はサマリから。

All That Love All Those Mistakes by Thomas Hawkリファラの情報を分析をする際に、ドメイン単位でまとめる方法があります。ドメイン別にまとめる方法も、サブドメインを切り落としてドメインでまとめるツールもあれば、サブドメインを含めてドメインでまとめる場合もあったり。

サブドメインを切り落としてしまう方法の場合、これはこれで、大きくとらえる時は非常に良いのですが、場合によって非常に大きなドメインからの流入の場合は、その情報だけでは捕捉できない場合もあります。

かといって、いきなりリファラの詳細レポートを見てしまうと、ちょっとしたパラメータ違いであっても違うものとして扱われてしまうので、とても傾向なんてつかめたもんじゃないわけです。

ちょっとだけ詳細にみる

ということで、個人的にリファラ分析で好きなのは、サブドメインあで含めたドメインプラス第1ディレクトリまでで集計したものを途中で入れる方法です。分析の順序でいえば、、【サブドメイン切り落としドメイン】>【ドメイン+第1ディレクトリ】>【必要であればリファラ】という感じです。

はてなからの流入を例とすると、非常にわかりやすいです。

はてなからの流入をサブドメイン切り落としだけでまとめてしまうと下記のような感じになります。これはこれで、大きな視点で傾向分析をする場合(エグゼクティブサマリとか)するのであれば非常に有用なものになります。

  • hatena.ne.jp

はてなの場合は、いくつかのサービスに分かれているので、これだけだと全体かんはつかめても、「どのサービス?」という部分が見れません。これをサブドメインまで含めてみると

  • hatena.ne.jp
    • b.hatana.ne.jp(ブックマーク)
    • a.hatana.ne.jp(アンテナ)
    • d.hatana.ne.jp(ダイアリー)

とこれだけでもかなり見やすくなるわけです。これがさらに第1ディレクトリまで含まれると

  • hatena.ne.jp
    • b.hatana.ne.jp(ブックマーク)
    • a.hatana.ne.jp(アンテナ)
    • d.hatana.ne.jp(ダイアリー)
      • d.hatana.ne.jp/ababbaba
      • d.hatana.ne.jp/cdcddcdc

といった具合にアカウント名が入るので人まで落としこんだものになるわけです。大きい視点から細かい分析に落とし込んでいく場合は、結構おおきかったりします。
※アカウントはダミーです。このPOST時にはいないIDで書いてます。

まとめ

あとは、必要に応じで、リファラ詳細を分析したり、第1ディレクトリまでわかっていれば、そのまま、そのサイトを確認するだけでも、理由が分かったりする場合も多くあります。

google.co.jpなどももドメインだけでまとめてしまうと、全て検索としてまとめてしまいがちなのですが、実際にサブドメインまで見ると、GmailからやGoogleリーダーからやイメージ検索など様々なところから来ているところを分類できるようになります。

ということで、リファラがある場合は、サブドメインプラス第1ディレクトリまで見るとかなり理解が進むよと言う話でした。

実際どうやるか?それは、ほら、身近な人に聞くとか。もちろん、やれないことは書いてませんよ。

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