ブラウザは解像度に対してどれくらい?(縦編)

先日公開したエントリ「ブラウザは解像度に対してどれくらい?(幅編)」の続きです。今度はブラウザの高さについての集計結果になります。

データの前提

基本的な集計に関するデータは前回と同じになっています。ただし、幅より難しいのが高さの場合MacでもWinでもデフォルトにメニューバーが入ったり、ブラウザのメニューやタブが入ってきます。

JavaScriptで取得が可能なブラウザの高さはあくまでページを表示している画面の中になるため、メニューやアイコン、タブ部分は入っていません。

その為、前後の誤差が大きくなるため具体的に、全画面表示なのか、そうではないのかを横幅よりも把握しづらい部分があったりします。

解像度別のブラウザの高さを実数で

高さ解像度別実測値

これを見ると幅とは違い、500pix〜800pixに解像度別に全般的に広がっている感じですね。

解像度とブラウザ幅実測差(pix)を実数で

高さ解像度と実測差pix実数

これを見ると-150pixから-250pixの付近が中心になっている感じです。ちなみに自分の画面の解像度は1280×800なのですが、Firefoxを全画面表示(アイコン小/タブ1行)した際のブラウザの高さは-148pixとなっていました。

というのを踏まえてグラフを見ると、解像度が1024を超えると若干あまりを見せる場合もあるものの、ほとんどの方は全画面表示に近い形で縦については参照していると見れるかと思います。

まとめ

今回は縦について見てみましたが、横幅とはまた別の傾向が見えたのが面白かったように感じます。まぁ、基本的にWebページはそのほとんどが縦スクロールですからね、縦についてはなるべく見られる範囲ギリギリまで広げているんだと思われます。

今回の画面解像度とブラウザの大きさの調査はこれで一旦終了となります。また、高解像度が増えてきたなど変化が見えたときや、要請が合った場合などに出してみたいと思います。

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