原稿を書く人間にとってものすごく色々な機能がつまったScrivner。色々できてしまうため、ちょっとファイルは大きくなりがちですが、折角なのでiPadやiPhoneで執筆したいところ。
Scrivnerのチュートリアルビデオで紹介をされているSimplenoteとの連携でこれが実現できるて、これが簡単!(チュートリアル:ここのSimplenote Syncを参照:Literature and Latte – Scrivener Tutorial Videos)
Simlenoteとの同期
Simplenoteは記述したNoteがWeb側で同期されるシンプルなメモ書きができるサービス。Evernoteのもっと簡単版と思えば良いですかね。これ自体も色々と使い道ができそうです。
さて、ScrivnerのiPadやiPhone用のエディターとして利用する場合ですが、まずはiPadかiPhoneのSimplenoteをダウンロードして、アカウントを作成しておきます。
今度はScrivnerに戻り、File> Sync > with Simplenote を選択します。すると最初だけSimplenoteのアカウント入力画面が表示されるのでここで入力。Simplenote側に反映されるタグを求められるのでScrivnerのドキュメント名などを入力しておきます。
これで次に進むとBinderに登録されているNoteの一覧が出てくるので、どれを同期するかを選択します。もしくはSync All Text Documentというのを選択するとテキスト形式のものは全て同期される感じになります。
次に進むとSimplenoteからインポートするものを選択します。特になければそのまま次に進めばOKです。これで同期は完了です。
すばらしきかな同期
同期をするとSimplenote側に内容が表示されるので、あとはガシガシと記述していくだけです。Scrivnerに戻ってきた時に上記と同様に同期をすることでSimplenoteで記述した内容が反映されるようになります。
この時に素晴らしいScrivner、きちんとSnapshotをとっておいてくれます。Snapshotとは取得したタイミングでの記述内容の履歴をとっておいてくれる機能です。
メニューバーの右側にあるInspectorを表示するとそのドキュメントに紐付いた様々な情報を確認出来るのですが、その中の1つにカメラのマークがあります。ここでドキュメントごとに取得されたSnapshotを確認できます。
Diffもとれるので、現在のものと過去のものなどの変更点などもこれで確認できます。これをSimplenoteとの同期時にも取得しておいてくれるので、あ、上書きしてしまった…という時も安心なわけです。
まとめ
Scrivner自体もAppを作成しているようですが、ドラフトの文章を記述するだけであれば、これはかなり使えそうです。
まぁ、個人的には各ドキュメントに設定したキーワードやSunopsisやリファレンスが見れないので、たまにう〜ん…となってしまうんですが、でも、これで電車の中でも席を陣取ってドヤリングせずに執筆が出来るようになるわけですね。すごいSccrivner!