テストパターンを考える時のアイデア その3
前回(テストパターンを考える時のアイデア その2)は「競合や同業のパターンを探る」「UIのパターンまとめを見る」「過去のナレッジの確認」といった部分でのテストパターンの洗い出しに触れたわけですが、今回は「競合や同業のパターンを探る」を実際に考えた場合の例を少しだけ(軽め)。具体的にはグローバルナビゲーションを検討する場合の例などを簡単に挙げてみます。
Amazon.com
メガドロップダウンメニューを検討する上でよく挙がるのがAmazon.comですが、結構メニューの構造が秀逸な形になっています。まずは操作した時の動画など。
これを見ると下記のポイントなどが特徴的な部分と捉えられます。
- 縦型のメガドロップダウンメニュー
- 第1階層のメニューは表示されている
- リキッドレイアウトに対応し、横幅がせばまると第1階層もドロップダウンとしてしまわれる
- 最近のメガドロップダウンよろしく画像なども入っている
Starbucks.com
Starbucks.comでは少しおもむきの違うドロップダウンメニューを用意しています。これも操作した時の動画を。
これを見ると下記のポイントなどが特徴的な部分と捉えられます。
- オーバーレイ型ではなくコンテンツ自体が下に下がる
- マウスオーバーしていなくても固定で表示される
- 別メニューの表示もしくは閉じるアイコンにより非表示となる
まとめ
実際にはもっと色々なパターンを見つけていくわけですが、こうやって列挙しながら、それぞれのサイトでの工夫ポイントを見つけていくわけです。あとは、テストに組み込む際に、どの<要素>が最も効果的であったかをわかるようなパターンを作っていくわけです。
必要に応じてこういうパターンをストックしておくというのもの、実はテストパターンを考えていく上で重要だったりするわけです。
2012年5月14~18日に共有したWebマーケティングに関連する記事、ニュースのまとめ - SEO村の徒然blog
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