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秘訣はアクセス解析にあり?

2007/12/04

今日は「オンラインビジネス成功の秘訣はアクセス解析にあり」というセミナーに参加してきました。久々の有料セミナーだったので期待していったものの、まぁ、そもそも知っていることが多いということもあり、ちょっと残念だったかなぁという感じ。

まぁ、残念がっているだけでは能が無いので、ちょっと気になっただけを勝手に補足してみようと思います(あくまで勝手にです)。

Alexaの計測について

神原さんが質問をされていた「競合を分析する方法」でいくつか答えられていた1つでAlexaを見るというお答えの中での話です。その後で実際にどのような見方をするのか?という部分でお答えされていましたが…

矢口さんは「時系列で相対的に見る」ということをおしゃっていました。これはある意味正しく、ちょっと説明が足りない感じ。

時系列で見ることは良いと思います。ただAlexaの場合は、その計測方法が特殊なため、1年前と今では大きな差がでちゃうはずなんです。

だからそのまま時系列でみても、純粋にAlexaの計測数が落ちていればサイトも落ちてくることになる。これをそのまま判断してしまうと危険。前後3ヶ月くらいまでだったら良いと思いますが、それ以上を見るときはあんまり変動は見ない方が良い気がします。

あとAlexaで競合と比較するときも気をつける必要があります。相対的にどちらの方がトラフィックがあるかなどは参考になるのですが、あまりにもかけ離れた業種の場合はその計測の比較をしても意味がありません。これはそもそも業種や目的によってサイトの利用のされ方はまちまちだからです。

だから、比較される時には同じような利用をされているであろうことが大前提となります。

FLASHなどのRIAの計測について

実はこれは自分が矢口さんはどう考えてるんだろう?と知りたくて質問をしたもの。

矢口さんのお答えは現状ツールが追いついていないというとのこと。セミナー会場では聞いている限り、現状は何も出来ないという感じに聞こえてしまいました。しかし実際は、SiteCatalystなどでは実現していたりもします。かなり手間だけど。

あと、これらの計測をある程度FLASH側で作り込みをすれば解決出来る部分もあります。もちろん全部は取得できないし、WEBアクセス解析ソフトに流しこむことも難しいと思います。ただ、それでも滞在時間などやクリックカウントはとることが出来るはず。

ということでブランディングと片づけられた企業さんはちょっと可哀想だなぁという印象。

サイト機能別の KPI について

4つのサイト機能別の KPI 。これ最近よく見るなぁという印象ですが、あれをそのまま表示すると鵜呑みにしやすいので気をつけた方がよい気もします。

個人的には KPI と最適化指標とは別に考えた方が良いかなぁと思ってます。

KPI はあくまで KGI があって導き出されるもので、例えば「売上をいくらをいつまでにあげなきゃいけないから、現状のコンバージョンから計算すること商品検索数は日々このぐらいないといけない。」と導きだされるもの。最適化指標とは、KPIとは別にサイトの改善のために参照されるもの という感じです。

最近のWEB解析を語られるシーンで KPI だけ語られて KGI が語られないことが多いのは残念。。紹介されていた指標は、KGI を設定したときに KPI になりやすい指標ととらえるべきで、本来なら KGI の話があって KPI に落としこんでいく必要があるのがちょと足りなかったかな。

表で挙がっていた数値だけを純粋に追っても正直なんにもならない。

費用対効果のコンバージョンの説明について

「コンバージョンポイントを1つにするよりも、メルマガ登録やらドキュメントDL数など色々あるよね。それも費用対効果の計算に入れてしまえば、費用対効果は落ちるよね」という話(に聞こえた)でした。それ自体は正しいと思うけど、ちょとその後の見せ方が良くなかった気もします。

登録数やらコンバージョン数を全部足した数で費用対効果を出していたのですが、あれはちょっとです。

さっきの話も関わりますが、KGI から KPI に落としこんで考えるべきであり、費用対効果も本来の目的に達したのはどのくらいか?というところで考えるべきで、そのためのコンバージョンポイントのはずです。それを変に拡散させてしまっては後での効果測定もおかしくなってしまう可能性があります。

メルマガ登録やらドキュメントDL数はマイクロコンバージョンと言われたりもするのですが、こういったものは別の指標で見ることが多いと思います。ただ、メルマガ登録やドキュメントDL数をコンバージョンポイントに置いてプロモーションを行うのであれば、それはそれ自体がコンバージョンポイントなのでもちろん費用対効果の計算対象となります。

全部足しこんで費用対効果を下げてしまうのは微妙ですよ…ということ。ただ、個人的にはこのあたりマイクロコンバージョンとコンバージョンをうまく組み込んだ評価計算式を作りたい感じだったりもします。

まとめ

ということで、ちょっと補足内容を自分の頭を整理するために書いてみました。有料セミナーだったのであまり中身を詳しく書くことは出来ませんのであしからず。

個人的にはこういったセミナーを否定しているわけではなく、セミナを通してWEB解析に対する意識を向上させ市場が広がってくれるというのは非常に良いと思ってます。

ただ、正しい知識をもって…というところなんです。

あ、神原さんの会話の誘導のうまさはびっくりしました。

それとパケットキャプチャ市場はRtMetricsも十分有名ですが、最近は行動ターゲティングから入ったアクティブコアのACTargetとかもかなり優秀だと思いますよというのを付け加えておきたいと思います。

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12月17日追記
きちんとしたレポートがネットPR.JPにあがっていましたので、そちらにリンクも貼っておきます。





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