結局はエコシステムを作る事

Jungle Treehouse by René Ehrhardt解析ツールを入れて売上があがるなら、そりゃあ、みなさんこぞって入れると思います。ただ、実際には違うわけです。それは、解析ツール自体はデータを貯める箱とそれを見るためのものでしかないからです。

分析をしないと意味はない

きちんと活用をしていくためには、データを分析して、課題を見つけ、そこからアクションをしていく必要があるわけです。

そんでもって、それを1回で終わらせずに、きちんとサイクルとしてまわすこと。1回限りで終わったら成長はないわけです。

成長をさせること

「成長」という言葉を出しましたが、サイトを「成長」させるようにしていくことが最終的にビジネスを成功に導くことに繋がります。

1回限りではない「成長」をさせていくためには、Webサイトを中心に仕組みを作っていく必要があるわけです。そのキーワードが「エコシステム」。

つまり、自分で成長をしていける仕組みを作っておこう、ということで、きちんと作り込んでいけば、より組織、サイトとしてより有機的な成長に繋がってくる訳です。

とにかくエコシステムを作ること

解析とは少し話しはそれますが、以前に勤めていた会社で、システムのリニューアルを担当した際に、エラーが発生した際には「ご案内文言」とともに「エラー番号」を設定しました。

このエラー番号は同じご案内文言であったとしても、別のエラー番号を設定しています。通常のわかり易いエラー以外にも、裏側の細かい条件によってエラーは起きたりするわけです。しかし、実際には、裏側の細かい条件なんて伝えても、何も解決にならないので、問い合わせを促すわけです。

実際にお客様が電話で問い合わせ時に、担当者はこのエラー番号を確認することで、細かいエラー内容を把握し、細かい状況を聞き直したりせずに詳細な対応ができるようになるわけです。

さらには、ご案内文言は比較的簡単にメンテナンスをすることが出来たので、問い合わせ状況を見ながら、文言も改善できるわけです。手前味噌ですが、これも十分にエコシステムの一部なわけですよ。

まとめ

さて、話は少しそれましたが、Web解析ツールも、導入するだけではなく、それをいかに改善に向かわせるかが重要なポイントです。

ツールを入れたけど「サイトが良くならない」のなら、ヒト、組織、プロセスなども見直して、エコシステムが出来ているかどうかをきちんと見ていくと良いかもしれませんよ。

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