大きな視点のすゝめ
Webでマーケティングを行う場合、ついつい目先のことに集中しちゃうことが多いんですよね。
ただ、実際はどれだけ大きく考えられるかでトータルでの効率化が見えるようになってくるんです。つまり、どこを見ているかでマーケティングの戦略のとり方も変わってきてしまうんです。
たまに制作会社の方から聞くのが、Webを良くしようと考えているとだんだんと経営に近いところに行ってしまうそうです。
企業のどこを見る?
企業にとって最も重要な1つに利益の最大化があります。実はこれがポイントになります。「利益の最大化に対してどのような対策をとっていけるか?」これが重要なんです。
企業と顧客のコンタクトポイントをどのように設定し、その中で必要ならWebを作る。もちろんそれは顧客にとっての利点の多い場合もあれば、企業にとって利点の多い場合もあります。
例えば何か仲介があるようなビジネスを展開している場合に、Webによってその中間プロセスを絶つことが出来るのであれば、それは企業とっても大きな利点となるわけです。
「どの視点で見て方向を判断するか?」これによってその戦略の効果が出てくるわけです。
プロジェクトマネジメントだって同じ
先日のWebSig24/7のセミナーの中でbAの森田雄さんが「プロジェクトマネジメントには経営者の視点も必要」とおしゃっていました。
これも同じことなんですよね。この場合は、プロジェクト単体ではなく、制作会社という視点でそのプロジェクトを見れるようになれば、それだけ大きな流れの中でプロジェクトをコントロールできるわけです。
森田さんはもう1つ興味深い話をされていました。「大きな視点で見れるようになれば、小さな視点でもスケールダウンして考えればいいだけなんです。」というものです(ホントはちょっと違うかもニュアンスはこんな感じ)。
これなんですよね。実は大きな流れを把握できると、小さいところにもそれが適用できたりする。これはマーケティングも同じ。大きく見てから細かく落としていけばいいんです。
まとめ
より大きな視点で見ることができているかは、何事においても非常に重要なポイントです。
大きな視点で見ることが出来れば、それだけゴールが大きなものになります。ゴールがより遠くにあることで、手前のポイントは簡単に乗り越えられるようになるんですよね。
だからマーケティングでより大きな視点で見ることが出来ているかは重要なんです。
たまには目先のことだけではなく、そのサイトの視点やその企業の視点など、もっと大きな視点を持ってみてはどうでしょうか。