認識できないものを知るために。

先日、とあるハガキが来て、「引越したのならば登録変更をしたほしい」との内容がきていました。

ネットでも出来るということなので、記載したURLへ遷移してみると、TOPページだったためどこに行って良いかがわからなかったのです。

ということで、結局、電話をして対応してもらいました。いや〜せっかくWebに誘導したのに残念です。

ここから学ぶこと

一度、誘導をして、結局、電話対応になってしまったこと。サイト側から見たときには、TOPページの直帰数が増えるだけで、それがハガキからだったのかがわからないわけです。

だから、問題点もわからない。

ということで、問題なのか、問題ではないのかを切り分けられるように、ある程度最初から区分けを作っておくと良い訳です。

今回の場合

今回の例の場合は、リアルの媒体からURLの入力になるので、通常、良く利用されるURLにパラメータを付けるパターンはそのままでは利用できません。パラメータまでURLとして入力してもらうわけにはいかないですからね。

ということで、ショートURLを用意して、それを入力してもらうのが良いかと。[http://an-k.jp/chg] などといったURLにしておいて、専用のランディングページへ遷移(リダイレクト)をさせるのが良いでしょう。

専用のランディングページを用意することで、きちんと目的の場所へ誘導することも出来るようになります。

リダイレクトの方法は、サーバ側での方法とMETAのreflesh属性を利用した転送があるので、環境などによって使い分けると良いと思います。(運用負荷がかからないならサーバ側がおすすめ)

ランディングページ自体が複数の媒体から遷移がある可能性がある場合は、リダイレクトする際にパラメータを付けることで対応が出来ると思います。これで、ハガキからの遷移をある程度計測できるようになります。

まとめ

ということで、本日の経験をもとに、こんな事を考えてみました。紙媒体などからの誘導は、まだまだ、こういったトレースをすることを意識していない事が多いのも事実です。

せっかくネットに誘導できているのに、効果や問題点が見えないのは非常にもったいないわけで、こういったちょっとだけ考慮しておくことで、それが可能になるんですよね。

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