アクセス解析以前

たまにはアクセス解析を導入する企業の立場にたって、アクセス解析ツールを導入する前と後のことを少し考えてみたいと思います。

アクセス解析以前

アクセス解析ツールを導入する前は、図のように計画があって、制作があって、訪問者に使われるということになります。

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細かいステップはどうであれ、およそどこもこんな感じだと思います。この時の矢印の方向は一方通行なんですよね。

だから、常に計画(PLAN)は正しいだろうという仮説のもとに動いて、結果独りよがりになりかねない。

アクセス解析以後

アクセス解析ツールを導入すると、利用者の行動というのを収集するわけです。

これをアクセス解析担当者が数字の検証するわけですね。これを見ると、先ほどの一方通行ではなく、サイクル的にまわることがわかるかと。

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これが円になることで、サイトが成長しやすいものになるんですよね。

2つのフィードバック先

さて、ここでもう1つポイントとなるのが、分析したあとの矢印の方向です。

自分としては数字のフィードバック先は2つあると思っていて、1つが計画(PLAN)の上流部分です。そして、もう1つとして制作(CREATIVE)の部分です。

数字がフィードバックされて計画(PLAN)の見直しがされた場合、もちろん制作(CREATIVE)の部分にも影響が出るわけです。

しかし、計画(PLAN)をスキップして制作(CREATIVE)へのフィードバックもあると思ってます。

これは計画(PLAN)を遂行するために、よりよいデザインなどを求めていくフェーズといった感じでしょうか。

数字を検証する人はこれを1つのツールから見分けていくわけです。だから、数字だけわかってても、マーケティングだけ分かってても、制作だけわかってても難しいんですよね。

まとめ

これをツールでうまく整理していくことで、それぞれの担当者に必要な数字だけを出せるようにすることも出来ます。

そうすることで選り分けがの手間というのはなくなるわけですが、その設定は誰かがやらなければならないわけで…やっぱり大変ですね。

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