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美容室のWebが遅れてる?

30 9月 2008 5 Comments

本日、長くのびてしまった髪を切りに行ったのですが、これが大変でした。何が大変て、お店探しです。引越をしたために、前のお店に通うのはちょっと遠すぎるので、地元の駅で探すことにしました。

とりあえず手元にネット環境があったので「駅名+美容室」というキーワードで検索をしたのですが、お店のサイトは1つもひっかからないわけです。

いくつかの美容室のポータルサイトやくちこみサイトもひっかかるものの、ローカルな駅の美容室だと登録件数も少なければ、情報も少ないわけです。

結局、Google Mapで検索をした時に出てきた美容室の名前を再度検索をしながら探していくことに…

ということで少し美容室のサイトについて考えてみます。

美容室のWebサイトとは

美容室のサイトの最もの目的は、「新規顧客獲得」以外の何者でもないと思います。

1度来店して頂ければ、そこにはリアルなコミュニケーションも存在していますし、会員カードの発行なども含め、それなりに頑張っているわけです。

美容室にとっての新規顧客獲得のターゲットは、表参道などの有名店がひしめく地域ではないかぎり、ローカルエリアなんですよね。

だからこそ、駅前でのチラシ配りや、ポスティングなどを行うわけですよね。

美容室にとって、新規顧客になりやすい人というのは、大きく2つのセグメントがあるかと思います。

  • 今の美容室に満足していない人
  • 引越をして数ヶ月以内の人

まず、「満足していない人」ですが、この人たちには、新しいレコメンデーションが必要になってくる。

何となく外から覗いて良さそう…というざっくりとした判断で1ヶ月毎日つき合う自分の髪型を棒に振る訳にはいかないわけです。

つまり、吟味をする条件を与えてあげた方が良い訳で、何かリアル口コミを聞いていない限り、レコメンデーションが無いお店は、候補としての順位が下がるか、外されてしまうわけです。

そして、「引越して数ヶ月以内の人」については、土地勘が無い訳です。だから、美容室の場所もまだ把握できていないわけです。

そうしたら、実は、「駅名+美容室」という検索は結構確率として多いに考えられると思ってます。

ちなみに、サイトが存在している美容室を見ると、ほとんどが、「素人に毛が生えたようなサイト」か「イメージ重視のFLASHサイト」になっていました。

素人に毛が生えたようなサイトの場合、そのほとんどがSEOへの効果がありません。そして、何より、新規の顧客にとっては不安になるわけですよ。

そして、イメージ重視のFLASHサイトの場合も、最近ではGoogleはFLASHコンテンツもクロールするとはいえ、やはりそこはイメージばかりが先行してしまい、情報も欠けていれば、SEOへの対策も欠けてしまっているわけです。

ということで、まず、美容室が行うことはこんな感じ。

  1. SEOも意識したサイトを作る。
  2. きちんと「そのお店の強み」もしくは「モデルイメージ」を掲載する。
  3. 「駅名+美容室」でのSEO対策を行う。
  4. 初回来訪クーポンを掲載する。

毎日、チラシを駅前で配る人件費を考えれば、このぐらいは十分できるんじゃないかんぁと。

その先へ

ここまでは出来ている美容室の場合は、その先へです。新規獲得の次はリテンションです。

これも、美容室で行うには非常にわかりやすいものだと思います。最近は少し減ったようにも感じますが、美容室は、新規顧客の方には、担当だった美容師からはがきがくることがあります。

これを毎回ネットで行えば良い訳です。方法は簡単です。会員登録時にメールアドレスを聞くだけです。

後は、1ヶ月後ぐらいにメールが配信されるように、設定をしておくだけです。この時に、定型文言よりも担当した美容師の方の文章が入っても良いかもしれません。

文章自身も、お客様が来訪した時に入力しておけば良いのです。その時の会話の内容だったり、髪型について触れておくと良いでしょう。

リテンションを行えるようになったら、最後は、オンライン予約です。これは正直大変だと思います(内部事情も含め色々と)。しかし、ここまで出来れば、美容室として一歩進んだものになるんでは無いかなぁと思う訳ですよ。

まとめ

あまりまとめずに書いてしまったのですが、今日、自分が美容室を探して、切りにいってというフローの中で感じたことから落とし込んでみました。

美容室の関係者の方が直接の知り合いとしているわけではないですし、実際に携わったことは無いのですが、外から見ると、こう感じましたよ。というところで受け取って頂ければ幸いです。

あっ、あと最後に関係ないですが、美容室で目の前に置かれる雑誌って、普段目にしないものに当たったりしますよね。そこで、読んでみて「これ面白い!」となる可能性もあるわけで、書籍販売の方はこういったルートもありなのでは?と思いました。

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5 Comments »

  • kira said:

    リテンションについては携帯電話メールを使うケースが多いようですね。
    僕が行っている店でもそうでした。
    というか、しばらく前に店長とそんな話で盛り上がりました。

    つまり、
    ・「一月たちましたよ、そろそろ切り頃ですよ」の案内
    ・雨天で客の入りが悪い時に「今日は空いてますよ」の案内
    ・月末なのに売り上げが足りない時の非常手段的リテンション
    ・誕生月に誕生月特典の案内
    ・メンバーズカード(アプリでなく単なる画像だけど)
    ・一般的なクーポン配布
    ・休店日変更等の案内
    等です。

    ローカル展開をする業態であるからこその、非WEB戦略ですね。

    それを主なソリューション業務にするSIerも複数いるそうです。

    予断ですが、予約システムについては、
    歯医者向けのシステムが結構普及しているらしいです。

    業態ごとにいろんな戦略があるんですね。

  • あんけい (author) said:

    kiraさん
    コメントありがとうございます。勉強になります。なるほど、携帯メールなんですね。そういえば前に行っていたマッサージ屋がそうでした。やはり、リテンションにはサイトではなく、メールを利用する感じですね。

    予約システムについてはSaas的に提供して、利用してもらう方法が良いのですかね。でも業務の根幹だからネットが利用できなくて、全くお店を動かせないというのも…なんでしょうね。

  • kira said:

    あ、すみません。
    私はついったの kira88 です。
    kiraさんという方もいるので、
    混乱されるとアレかなと思い、追記しました。
    では、またー。

  • 湯川鶴章 said:

    こんな企業もあります。取材したいんだけど、待たされてます。
    http://www.cyber-tran.com/index.htm

    鏡の下にデジタルサイネージを置いて、おしゃれなコンテンツを流したり、ケータイ、CRMなどと連携させればおもしろそうな気がしますね。

  • あんけい (author) said:

    湯川さん
    コメントありがとうございます!すみません、見落としちゃってました。「美容業界近代化計画」というキャッチコピーが気になりますね。

    個人的には美容師さんとの微妙なコミュニケーションが苦手なので、確かにデジタルサイネージがあると助かりますね!

    鏡の頭より下の部分に服を表示できて、そこで似合う服が買えるようになったりするとまた面白いのかも。

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