テストパターンを考える時のアイデア その3

前回(テストパターンを考える時のアイデア その2)は「競合や同業のパターンを探る」「UIのパターンまとめを見る」「過去のナレッジの確認」といった部分でのテストパターンの洗い出しに触れたわけですが、今回は「競合や同業のパターンを探る」を実際に考えた場合の例を少しだけ(軽め)。具体的にはグローバルナビゲーションを検討する場合の例などを簡単に挙げてみます。

Amazon.com

メガドロップダウンメニューを検討する上でよく挙がるのがAmazon.comですが、結構メニューの構造が秀逸な形になっています。まずは操作した時の動画など。

これを見ると下記のポイントなどが特徴的な部分と捉えられます。

  • 縦型のメガドロップダウンメニュー
  • 第1階層のメニューは表示されている
  • リキッドレイアウトに対応し、横幅がせばまると第1階層もドロップダウンとしてしまわれる
  • 最近のメガドロップダウンよろしく画像なども入っている

Starbucks.com

Starbucks.comでは少しおもむきの違うドロップダウンメニューを用意しています。これも操作した時の動画を。

これを見ると下記のポイントなどが特徴的な部分と捉えられます。

  • オーバーレイ型ではなくコンテンツ自体が下に下がる
  • マウスオーバーしていなくても固定で表示される
  • 別メニューの表示もしくは閉じるアイコンにより非表示となる

まとめ

実際にはもっと色々なパターンを見つけていくわけですが、こうやって列挙しながら、それぞれのサイトでの工夫ポイントを見つけていくわけです。あとは、テストに組み込む際に、どの<要素>が最も効果的であったかをわかるようなパターンを作っていくわけです。

必要に応じてこういうパターンをストックしておくというのもの、実はテストパターンを考えていく上で重要だったりするわけです。

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