テストパターンを考える時のアイデア その1

サイトの最適化を進めていくにあたっては、最終的に何かしらの形で「改善案」ができそれに対して「テスト」をしていくわけです。

分析ベースであっても、それ以外の課題からだったとしても、この<改善案>を作る時は、ホントーにいろいろと考えます。分析→仮説→改善案といった形でその順番を書いてしまうと、直線的なフローになってしまうのですが、実際はもう行ったり来たりなわけです。

そんな中でテスト案を組み立てるのは非常に面白いものの「何をすればいいのやら…」ともなってしまうこともあり、そんな未来の自分を救うべく色々なアプローチのフレームワークを整理してみたいと思います。(長くなってしまったので3回ぐらいで)

どこに手を付けるのか?

実際にある程度の仮説まで作れてきたとしても、そこから具体的なテスト案に落とし込む時に「何をテストするのか?」という部分でつまずいてしまうことは多くあります。

非常に簡単な例ですが、特定のページの離脱率が非常に高い場合「そのページへの動線を検討しなおすべきなのか、そのページのコンテンツを直すべきなのか、あと何が考えられる?」となってしまったりします。

実際には、より深い分析を実施したり、改善パターンを作る工数なども含めて考えていくわけですが、とはいえある程度どんなことが出来るかは手元にあると便利なわけで、そいうのが欲しいと思った時につくったのが下記の図です。

Site Optimization Approach Ver.0.2

大きくはコンテンツとサイト動線とUIとくくりながら、こんな改善パターンがあるようなぁと洗い出したものになります。それぞれの専門家が見れば、いくつかの粒度が混在してない?ともなる図なのですが、あくまでテスト案を考えるのに良い粒度にそろえてみてます。

コンテンツなのか、サイトの動線なのか、UIなのか、こういったところをから当たりをつけて、どんな事ができそうか検討して頂ければと思います。

まとめ

とりあえず初回としてきっかけを作るための図を紹介させて頂きました。実はこれがあるだけでも結構助かることも往々にしてあります。デスクに貼っておいてもいいぐらい。ということで「何が出来る?」と思った時に思い出してみてください。

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