ウェビナーを工夫する

これまでもウェビナーを実施するも、このウェビナー戦国時代においてより良いものを届けていかないと!と思ったので、先日実施したウェビナーで色々と工夫したところなどをメモ。

下記の写真は先日実施した際のウェビナー時のセットアップです。

音声を工夫する

1日テレカンをしていると頭痛が…ということも多く、マイクでくぐもってしまった音声は意外と長く聞き続けてしまうと相手が疲れてしまうのではないか、と思ってます。

ということで音声改善。まずはMacの本体に付いているマイク、AirPods、ヘッドホンについているマイクなど色々なものを試してみました。この辺りは、Quick Timeを起動して音声の入力を切り替えて録音して聴き比べる感じ。その後、自分が利用するウェビナープラットフォームなどでも録画してみて自分で聞き直してみたりしてみました。

最終的には、たまーに音楽をやる時用にあったダイナミックマイクとミニミキサーを簡易オーディオインターフェースで繋げたものをやってみてそれが良かったのでそれに。簡易オーディオインターフェースなので、ホワイトノイズは入るのですが、その辺りはウェビナープラットフォームがうまく除去してくれます(それでも良い)。

下記の音声はテストしているファイルが残っていたのでその音声です。バックに子供の声が入っているのがご容赦を。

マイクテスト音声

ウェビナー後の事務局側からのフィードバックでも「音声が良い方が良いことを言っている感じがしてしまう」(良いこと言っているつもり)、のでウェビナーではかなり音声を重視した方が良い感じです。

視線を工夫する

普段はデュアルモニターを横に置いて拡張デスクトップで仕事をしているのですが、そうするとモニターを見た時に横を向いてしまいます。見ている側からすると横向いて話をしている感じになってしまうんですよね。テレカンぐらいであればみんなそうなので良いのですが(あまり良くないときもあるけど)、ウェビナーですからね、視線をできるだけカメラに向けておきたいものです。

ただ、進行中の画面や質問なども見ながら、そして自分の資料の表示なども合わせてしていくとなると拡張デスクトップはしたい、、となり今回やってみたのはディスプレイをMacの後ろに持っていってみました。簡単に位置を変えられるモニターアーム様様です。

また、Macをベタ置きにしてしまうと、カメラから映る自分は見上げたような形になってしまうので、高さを色々と試行錯誤した結果、スタンドに乗っけた形で実施することに。後ろに持っていた画面は全ては見えないものの何が表示していか、などが確認できれば良いのでこれでよしです。目線もその方が不必要に上を向いたりしなくても良いので。

顔に光が当たるようにもしました。顔が暗く映ってしまいがちなので、デスクライトを横から顔に当てました。

その他の工夫ポイント

あと細かいポイントで工夫したポイントをいくつか列挙してみたいと思います。

別の連絡手段を用意しておく

インフラなどに課題があり、落ちてしまったなど何かしらアクシデントが起きてしまった時の対策として関係者でFacebookのチャットグループを作り携帯で見れるようにしていました。

家のWi-Fiではなく、携帯回線につないでおくことで、万が一のことがあっても対応できるようにし、実際に途中でファシリテーターに連絡を取ったり、進行を「巻きで!」といったやり取りも出来たので用意しておいて良かったです。

背景を合わせる

先日実施したウェビナーはZoomを利用し、パネルディスカッションも実施したのですが、その際、登壇者は背景を合わせる形にしました。これにより統一感が出たセッションになったかと。

進行表を印刷しておく

事務局の方が進行表を作って頂いていたのですが、これを印刷してキーボードのところに置いておきました。ウェビナー中はできるだけ、フリーズなど影響が出ないようにするために最低限のアプリだけを起動していたので、進行表も同様に手元に置いておきました。

資料は大きな文字で

ウェビナーは別で作業しながら聞いていることを前提とした方が良いのかなと思っているんですが、となると画面も小さくされているわけです。なので小さい文字は潰れてしまうわけです。普段のセミナーであれ、文字は大きくすべきなわけですが、ウェビナーに関しても同様に文字を大きくしておくことをオススメします。

また、動画はテスト配信の段階で、カクカクになってしまうことがあったので避けました。必要な部分だけキャプチャして紹介。動画自身はYouTubeにアップしておき、配布資料に明記しておくことで後で確認できるようにしておきました。


ということでウェビナー実施時の参考まで。